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「ポテチ」を読んで、見に行きました(5月16日)

d0021786_23354345.jpg伊坂幸太郎の「ポテチ」を読んでから、センチュリーシネマへ映画を見に行きました。
小説を読み始めたが、『今村が床に尻をつき、ソファーにもたれ、漫画本を読んでいる。大西は一通り、部屋の様子を見てきたところだった。「何しているわけ」』で始まる。今村と大西どちらが男でどちらが女なのか、二人はどこにいるのかなど何回か読み返したがわからない。「まっ、いいか」と先を読んでいくと、やっと二人が空き巣に入っているマンションの一室での様子だということがわかった。

以前、今村と彼の親分中村が空き巣に入っていたとき、電話がかかってきて、留守番電話に「わたしね、もう面倒だし死ぬことにしたから。飛び降りちゃうから。しかも、あなたのこと、遺書に書いてあるよ」というメッセージを吹き込む声が聞こえる。今村はかかってきた番号にかけなおし、「キリン乗っていくから」と言って彼女がいるところへ駆けつける。その彼女が大西で、今村と同棲することになり、一緒に空き巣に入った。その部屋は仙台を本拠地にするプロ野球球団の選手尾崎の部屋だった。尾崎は入団二年目に首位打者になったが、今は補欠だ。

今村は健康診断を受けたとき、自分の血液型がO型で、母親の血液型がAB型であることから、自分は母親の本当の子どもではないことを知る。今村が生まれた産院では出産ラッシュで同じ日に尾崎も同じ産院で生まれたという。どうも生まれたときに赤ちゃんを取り違えたようだということに気づく。

その尾崎のマンションの部屋にいるとき、また電話が鳴り、留守電にメッセージが吹き込まれる。「おじさん?わたしだけど。あいつから呼び出されちゃったんだけど。おじさんに頼るの、悪いと思ったんだけど」。今村はまたこの電話に反応し、行動を起こすのだが。

「ポテチ」 2011年日本 68分 原作:伊坂幸太郎 監督:中村義洋 出演:濱田岳、木村文乃、大森南朋、石田えり他

「ポテチ」 伊坂幸太郎著 「フィッシュストーリー」(新潮文庫)に収録 2009年12月1日発行 514円+税
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by irkutsk | 2012-05-16 23:35 | 映画 | Comments(0)