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「私が、生きる肌」を見てきました(10月24日)

「私が、生きる肌」を見てきました(10月24日)_d0021786_17213197.jpg今池のキノシタホールへ「私が、生きる肌」を見に行きました。今日も私の貸切でした。映画が始まってもうひとりお客さんが来たと思っていたら、映画終了後、明るくなったらチケット売っているお姉さんでした。

さて、映画は天才的な形成外科医ロベルが画期的な人工皮膚の開発に成功した。蚊にも刺されず、簡単に傷つくこともないという皮膚だ。彼の自宅には監禁された美女がいる。一体なぜ、この女性が監禁されているのか。最初はわからない。この女性を人工皮膚の実験台に使っていることはわかったのだが。

映画は過去へと話が戻り、ようやくこの女性が誰なのか、どうして監禁されているのかがわかる。

ロベルの最愛の妻は自動車事故で全身ひどいやけど負うが、奇跡的に命をとりとめ回復していく。そして彼女に自分の姿を見せないように、鏡を外し、部屋にはカーテンをして、ガラスにも彼女の姿が映らないようにしていた。ところが外から自分が娘に教えた歌を歌っている娘の歌声が聞こえてきたのでカーテンを開き、窓を開けたのだった。そのとき彼女は窓ガラスに映った自分の顔を見てショックを受け、2階の窓から飛び降りて死んでしまう。

それを見ていた娘もショックを受けるが、娘は回復する。ある日結婚式に呼ばれて、父と二人で出かけたのだった。そこで知り合ったビセンテが気に入り、彼と彼の仲間はクスリを飲んでハイの状態だった。みんなで庭に出て、それぞれのパートナーとセックスを始めていた。ビセンテもロベルの娘とセックスをしようとするが彼女に噛み付かれ、逃げ出してしまう。娘は気を失っているところを探しにきた父親に発見される。

この事件をきっかけに彼女は精神を病み、父親をも寄せ付けなくなり、精神病院に入院する。そして母親と同様窓から身を投げて自殺してしまうのです。

ここからロベルの復讐が始まるのです。これ以上書くとネタばれになるので、後は映画を見てください。

かなり衝撃的な復讐であり、映画の最後もショッキングな終わり方でした。

「私が、生きる肌」 2011年スペイン 120分 監督:ペドロ・アルモドバル 出演:アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデスほか
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by irkutsk | 2012-10-24 17:21 | 映画 | Comments(0)