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「高地戦」を見に行きました(11月21日)

d0021786_2363323.jpgセンチュリーシネマへ韓国映画「高地戦」を見に行きました。

1953年7月27日午前10時、朝鮮戦争の停戦協定が成立した。しかし協定の実効はその日の午後10時からだった!最前線の兵士たちに新たな戦闘命令が下る。

朝鮮戦争開始時の回想シーンでは、北朝鮮の指揮官が「この戦争は1週間で終わる」と言っていた。確かに破竹の勢いで南下し、釜山周辺を残すのみとなったが、国連軍のインチョン上陸作戦が成功し、北朝鮮軍は挟み撃ちにあうことなる。しかし、民間人にまぎれ北へ引き上げる。そして国連軍は今度は逆に北に攻め上がっていく。それを驚異と感じた中国は義勇軍を派遣し、国連軍を押し戻すことに。その後、一進一退を続けることになる。

映画の舞台となった韓国東部の高地での戦いは今日占領したところを明日は奪い返されるという激戦が連日続いていた。そんな最前線での兵士たちの様子が実に生き生きと描かれていた。また無能な指揮官の無謀な命令に多くの兵士たちが死んでいった様子も描かれていた。そしていつしかお互いに占領を繰り返すうちに、壕の中に肉親への手紙とお礼の品を入れて交換するということが慣例化していた。

映画の始まりは優秀な兵士として敵国のスパイや諜報活動を防ぐ防諜隊に配属されていたが、問題発言をきっかけに最前線エロック高地のワニ中隊に送られる。そこで、2年前に生き別れた友人のスヒョクに再開するが…。

そのスヒョクは臆病で心やさしい男だったが、戦場での歳月が彼を変えてしまった。今では冷徹で命知らずの戦争マシンと化し、ワニ中退の実質リーダーとして高地戦の先頭に立っていた。

中隊を任されている若き大尉シン・イリョンはモルヒネで苦痛を忘れながら、日常となった戦争をやり過ごしている。

長期戦で禿山になって身を隠す場所もないところで、兵士たちは次々に死んでいく。そして長年待ちわびていた停戦が実現したという知らせに湧いた中隊だったが、新たな命令が出されたのだった。ワニ中隊の全員が最後の12時間の戦闘で命を落としたのだった。

「高地戦」 2011年韓国 133分 監督:チャン・フン 出演:シン・ハギュン、コ・ス、イ・ジェフン、リュ・スンス他
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by irkutsk | 2012-11-22 23:06 | 映画 | Comments(0)