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「北のカナリアたち」を見に行きました(11月23日)

d0021786_2322443.jpgピカデリーへ「北のカナリアたち」を見に行きました。
舞台は北海道礼文島。礼文島にある小学校の分校にガンで余命半年の夫・行夫とともにやってくる。“はる”は分校の6人の子どもたちに歌を歌う楽しさを教え、北海道のコンクールにも出場する。しかしある事件のあと、”はる“は島にいられなくなり、東京へ行く。そして図書館司書として20年間働き、定年を迎えたのだった。

そんな“はる”のもとへ二人の刑事がやってくる。かつて礼文島の分校で“はる”が教えた生徒“のぶと“から連絡がなかったかと聞かれる。彼は殺人事件の重要参考人だという。彼のアパートに“はる”の住所と電話番号が書かれたメモがあったので聴きに来たという。

“はる”は北海道へわたり、かつての教え子たちのもとを訪ね歩く。そしてそれぞれの子供たちが先生に謝らなければと告白する。20年前のあの事件とは、コーラスの練習に励んでいた子どもたちのうち、結花の声が出なくなる。落ち込む結花を元気づけるためにバーベキューを海岸でやることにする。その日は“はる”の夫の行夫も一緒に行くことに。そして“はる”は子どもたちを夫に頼み、別のところへ行く。その間に結花が海に落ちて溺れそうになるが、行夫に助けられる。だが行夫が溺れ、水死してしまう。

夫が溺れて死んだとき“はる”は現場におらず、男と会っていたという噂が広がり、島を去ることになってしまった。

映画では“はる”が子供たちにあって、それぞれの教え子たちが“はる”に自分の気持ちや自分が見たことを話し、20年前のことが明らかになっていくのだった。

“のぶと“はとび職として働いている会社の社長の奥さんが夫に暴力を振るわれているのを知り、彼女を助ける。そして彼女は離婚し、“のぶと“と一緒に暮らし始める。そんな二人のアパートへ社長がやって来る。彼女は元夫から逃げようとして、道路に飛び出し、車にはねられて死んでしまう。それに起こって“のぶと“は社長のもとを訪ね、社長に「あいつは死んでよかった」と言われ、社長を刺してしまうのだった。

礼文島から見える利尻富士が美しく描かれていました。吉永小百合の美しさも相変わらずで、定年後の役と20年前の役を見事に演じていました。

映画の中でよくわからなかったのは、“はる”が人質を救えずに殺してしまった刑事・阿部英輔を好きになるところがよくわからなかった。彼が自殺しようとしていたのを止めて、それから愛し合うようになるというところが、どうしてこんなに簡単に愛し合うようになったのかいささか不自然だった。

北海道の自然と、吉永小百合、そして周りを固める大物俳優の見事な演技でいい映画になっていた。

「北のカナリアたち」 2012年日本 122分 監督:坂本順治 出演:吉永小百合、柴田恭兵、仲村トオル、森山未来、里見浩太朗、宮崎あおい、小池栄子、満島ひかり、勝地涼ほか
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Commented by 晴耕雨読 at 2012-11-30 16:44 x
いつも楽しく読んでいます。
今、道尾秀介原作「カラスの親指」の映画が公開されています。
原作にわりと忠実に描かれていて、2時間40分の映画ですが
スリルが引っ張っていって、飽きさせません。
出演している能年玲奈さんがまひろ役で報知映画新人賞を受賞しています。
機会がありましたら、是非、鑑賞をお勧めします。
Commented by irkutsk at 2012-12-02 05:51 x
「カラスの親指」は小説もとても面白かったので、楽しみです。今日(12月2日)見に行きます。
by irkutsk | 2012-11-24 23:22 | 映画 | Comments(2)