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ロシアとMacと日本語

「船を編む」を見に行きました(4月20日)

d0021786_1521511.jpgミッドランドスクエアシネマへ「舟を編む」を見に行きました。

1995年、玄武書房辞書編集部。ベテラン編集者・荒木(小林薫)はまもなく定年を迎える。監修の松本(加藤剛)を支えるメンバーはお調子者の編集者・西岡(オダギリジョー)と契約社員の佐々木(伊佐山ひろ子)だけになってしまう。荒木は自分の後継者を見つける決意をするが社内には辞書編集に向いた社員はなかなかいない。

そんなある日、荒木は営業部で変人扱いされ、持て余され気味の馬締光也(松田龍平)と出会う。彼は大学院で言語学を専攻した。荒木は「右という言葉を説明できるか」と聞くと、しばらく考えて「西を向いたとき北に当たる方、が右」と答えた。

馬締を迎えた辞書編集部は、新しい辞書「大渡海」の編集に取り組んでいた。見出し語24万語、編集方針は新しい概念や言葉も積極的に掲載し、今までにない“今を生きている人たちに向けた辞書”を目指すこと。

「言葉の海。人は辞書という船でその海を渡り、自分の気持ちを的確に表す言葉を探します。誰かと繋がりたくて、広大な海を渡ろうとする人たちに捧げる辞書、それが大渡海」という松本の言葉に感銘を受け、馬締は一気に辞書編集の世界にのめり込む。

用例採集、見出し語選定、語釈執筆、レイアウト、校正…
優に15年はかかる辞書作りは地道な作業の連続。

ある日、下宿先「早雲荘」の大家・タケの孫・香具矢(宮崎あおい)と同居することになる。彼女は板前修行中だった。運命の出会いで、馬締は香具矢に一目ぼれしてしまう。突然の恋に馬締は仕事が手につかない。編集部員たちは馬締の恋を応援し、ラブレターを書くことをすすめる。だが馬締が書いたのは奉書紙に筆で書いたラブレターだった。それをもらった香具矢は達筆すぎる馬締の手紙が読めなかった。「店の大将に読んでもらったが、とても恥ずかしかった。ちゃんと言葉で言ってよ」と怒る香具矢に「好きです」と馬締が告白し、「私も」と香具矢は答え、二人はやがて結婚する。

ところが、大渡海が中止になるかもしれないという噂が舞い込み、事実確認に向かう西岡と馬締。局長に掛け合い、大渡海は生き残ったが、西岡は宣伝部へ異動になり、馬締が中心となって大渡海の編集を続けることになった。

辞書編集の大変さがよくわかる映画でした。原作は「まほろ駅前多田便利軒」の著者・三浦しおんです。またこの本は「全国書店員が選んだ一番売りたい本」2012年本屋大賞の受賞作品です。

「船を編む」 2013年日本 
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by irkutsk | 2013-04-21 15:01 | 映画 | Comments(0)