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「爆心長崎の空」を見に行きました(7月20日)

d0021786_21469100.jpg名演小劇場へ「爆心長崎の空」を見に行きました。坂の上の団地に住む長崎大学3年生の門田清水は、両親と平凡だが幸福な日々を送っていた。陸上部で汗を流し、医学生の光太とのデートを楽しむ日々。将来のことは漫然としているが、何の不安もない明るく純粋な少女だった。ある日の朝、母とケンカしたまま大学へ行き、夕方は光太と会っていた。そのとき母から携帯に電話がかかってきたが出なかった。そしてうちへ帰ると母が心臓発作で倒れていた。あまりの突然の母親の死を受け入れられなかった。あの時、電話に出ていればお母さんは死ななかったかもしれないとの思いが清水を苛めた。

一方、高森砂織は1年前に急性肺炎で6歳の娘を亡くし、その悲しみを引きずっていた。
砂織の実家は300年続くカトリックの家庭で、印刷屋を営んでいた。夫は新聞記者で、娘の死に立ち会えなかったことを悔やんでいた。彼は砂織の両親に、原爆が落とされた当時の話を聞かせてほしいと頼むが断られる。そんなある日砂織は再び妊娠するが、また同じことになるのではないかとおそれ、生まないと言う。

清水と砂織の二つの話が交わるのは、砂織が浦上天主堂近くを歩いているとき、砂織の娘が持っていた宝貝の幻を見て道路中央に拾いに行き、車にはねられそうになるのを清水が助けるところだ。

いつも8月が近づくと戦争ものや原爆ものの映画が上映されるが、今回の「爆心長崎の空」はなんとなくはっきりしない映画であった。砂織は娘の死を原爆と結び付けて考えているが、真実はわからない。清水と原爆の関係は???。清水の幼馴染・勇一と原爆の関係は?彼が自傷行為をするのは母親との葛藤?

見るものに何を考えてほしいのか、映画の製作者は何を訴えたいのかがよくわからない映画でした。そんな中で北乃きい一人が輝いていました。彼女の今後の活躍を期待したいです。

「爆心長崎の空」 2013年日本 98分 監督:日向寺太郎 出演:北乃きい、稲森いずみ、柳楽優弥、池脇千鶴ほか
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by irkutsk | 2013-07-20 21:46 | 映画 | Comments(0)