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「終戦のエンペラー」を見てきました(8月5日)

d0021786_2053476.jpgミッドランドスクエアシネマへ「終戦のエンペラー」を見に行きました。

終戦記念日を前に、いつも日本の戦争に関係する映画が上映されるが、今回はアメリカ映画である。ちょっと期待して見に行ったが、期待はずれだった。ノンフィクションではないし、いったいどこまでが事実で、どこがフィクションなのかはっきりしない。

映画ではマッカーサーが日本にやってきて、部下のフェラーズ准将に戦争の真の意味での責任者を探せと命じたことからこの映画が始まる。フェラーズ准将は戦前、アメリカに留学していたアヤと恋愛関係にあったが、彼女はなにも告げずに帰国してしまった。そして戦後、彼はアヤの父親・鹿島大将に日本独自の文化を教えてもらう。

そしてマッカーサーには、証拠は彼の推論しかない報告書(天皇には戦争責任はなく、彼は戦争を終わらせたのだという内容の)を出すのだが、マッカーサーは天皇に会うと言い出した。そして渋る宮内庁を説得し、さまざまな条件を付けて両者の対談は実現した。その場で天皇は「戦争責任は自分にある。国民には責任はない」と言う。

しかし、マッカーサーによって命を救われた天皇はアメリカに頭が上がらず、独立後も米軍が日本に駐留することを望むということを発言していた。

もし天皇が戦争責任を取り、天皇制が廃止されていたら、今の日本はもっと違っていたであろう。映画では国内が混乱して、共産主義勢力が力を伸ばすと言っていたが…。「たら」「れば」の話をしてもしようがないが、現実の日本の見てみると、アメリカへの従属状態が戦後60年近くも続いている。外国の軍隊の基地が130か所もある国なんてどこを捜してもないだろう。

アメリカの支配の網はしっかりと張られている。政治家、官僚、財界、マスコミをしっかりと押さえて、しかも国民にはそれがわからないように巧みに操作されている。自由な民主主義国家という幻想を国民に抱かせて。

「終戦のエンペラー」 2012年アメリカ 107分 監督:ピーター・ウェーバー 出演:マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、火野正平、中村雅俊、桃井かおり、片岡孝太郎ほか
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by irkutsk | 2013-08-05 20:53 | 映画 | Comments(0)