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「上京ものがたり」を見てきました(8月26日)

d0021786_20175147.jpg伏見ミリオン座へ「上京ものがたり」を見に行きました。

田舎から上京して美術大学に通い、作家デビューするまでを描いた西原理恵子の自伝的コミックを映画化した青春ドラマです。

主人公・菜都美(北乃きい)は、四国から上京し美大に入ったのはいいけれど、お金がない。大学のゴミ箱から使い残しの絵の具をあさっているのをクラスメイトに見つかり、お金になるアルバイトがあるとキャバレーのホステスのアルバイトを紹介される。そこで働いていた良介(池松壮亮)に金を貸してくれと頼まれ、3万円はするという腕時計を担保に押しつけられ1万円貸す。

良介はすぐにそのキャバレーをやめていなくなったが、腕時計をもらったからいいやと思っていると、けんかをして唇を切った良介が1万円とウイスキーを持ってやって来る。その日から二人は同棲生活を始める。

菜都美は美大でも一番絵が下手で、それぞれの作品に順位を付けられて張り出されたが、なんと30人中30位だった。でも下手は下手なりに勝負すればいいと、スケッチブックを持って出版社回りをして、イラストを描く仕事がないかと聞くが、どこの出版社も彼女のスケッチを見て断る。

そんな中、エロ本を出版してる会社が使ってくれることに。その会社のエレベーターに乗ると掃除のおばさん(西原理恵子)がいて「何階?」と聞く。「6階、お願いします」というと「わたしはエレベーターガールじゃない」と言う。

このエロ本のイラストがおもしろいと、ほかの出版社からも声がかかり始め、本も出版されることになる。
しかしそれまでの間に、同じキャバレーのホステスの先輩であり彼女のファン第2号になってくれた吹雪(瀬戸朝香)が小学生の沙希を残して病で死んでいったり、良介とうまくいかなくなって彼が出て行ったりといろんなことがあった。

西原がたくましく生きて仕事を手に入れ、いろんな人といろんな体験をしていく姿が非常におもしろく、そして時には切なく描かれている。西原ファンにとっては見逃せない作品である。西原の少女時代を描いた「女の子ものがたり」映画になっている。
「上京ものがたり」 2013年日本 109分 監督: 森岡利行 出演:北乃きい、池松壮亮、瀬戸朝香、谷花音、松尾諭、木村文乃、黒沢あすか、西原理恵子、岸部一徳ほか
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by irkutsk | 2013-08-26 20:17 | 映画 | Comments(0)