ブログトップ

ロシアとMacと日本語

「標的の村」を見に行きました(9月14日)

d0021786_22132262.jpg名古屋シネマテークへ「標的の村」を見に行きました。

<公式ホームページの解説>
日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村(ひがしそん)・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP裁判だ。[※1]わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。自分たちは「標的」なのかと憤る住民たちに、かつてベトナム戦争時に造られたベトナム村[※2]の記憶がよみがえる。10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で県に「オスプレイ」配備を通達。そして、ついに沖縄の怒りが爆発した。

2012年9月29日、強硬配備前夜。台風17号の暴風の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、車を並べ、22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。この前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。闘いの最中に響く、歌。駆け付けたジャーナリストさえもが排除されていく。そんな日本人同士の争いを見下ろす若い米兵たち……。

本作があぶりだそうとするのは、さらにその向こうにいる何者かだ。復帰後40年経ってなお切りひろげられる沖縄の傷。沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。抵抗むなしく、絶望する大人たちの傍らで11才の少女が言う。「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。奪われた土地と海と空と引き換えに、私たち日本人は何を欲しているのか?
d0021786_5452887.pngd0021786_5454832.png







****************************************************************
沖縄の現実を目の当たりにし、ショックを受けました。米軍が日常的に存在し、生活を脅かしている沖縄の現実。沖縄の人たちがオスプレイ配備をめぐって対立させられる構図。反対派の人たちが若い警察官に「警察は市民を守るのが仕事じゃないのか」と訴える。

沖縄で普天間基地が22時間市民の手によって封鎖され、それを警察が力で排除していくというニュースは全国ネットではどこも放送しなかったし、新聞でも取り上げられなかった。マスメディアというのは権力にとって都合の悪いニュースは国民に知らせないものだということがよくわかった。新聞やテレビの報道することをいくら読んだり、見たりしても真実は見えてこない。断片的な事実は伝えるが真実は伝えない。それが現在のマスコミだと思う。

「標的の村」 2013年日本 91分 監督:三上智恵
[PR]
by irkutsk | 2013-09-14 22:13 | 映画 | Comments(0)