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「地獄でなぜ悪い」を見に行きました(10月18日)

d0021786_22561956.jpgミッドランドスクエアシネマへ「地獄でなぜ悪い」を見に行きました。

園子温監督にしては重くなく、暗くない映画でした。首が飛んだり、手が飛んだり、血が噴水のように噴出したりするシーンはあるが、全体としてはどたばた喜劇である。

ストーリーは次のようなものである。ヤクザの武藤組組長・武藤(國村隼)は娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画製作を決意する。自分の身代わりになって10年間服役中の妻・しずえ(友近)の夢でもあったからだ。彼女が出所したとき、娘が主演の映画で迎えてやろうとする。知り合いの映画監督に頼んでミツコの出演する映画を撮ってもらっていたが、ミツコは男のところへ逃げ出してしまう。主演でなく、脇役ではいやだと言う。映画監督は10日間も行方不明では、もう待ちきれないと代役で映画を撮り始める。

そんな中、ミツコは組の者に発見され連れ戻される。連れ戻される前に、たまたまそばにいた普通の青年・公次(星野源)に頼み込んで1日だけ彼氏になってもらう。そして彼は映画監督だと嘘をつく。ところが映画のことなど何も知らない公次は逃げ出す。そして追いかけられ神社のところまで逃げたところで追っ手に捕まってしまう。公次はそこで噴水のようにげろを吐き、それをきっかけにある願い事を書いた紙が流れ出してきた。そこには映画監督志望の平田が10年前に書いた一生に一度でいいから世界を驚かせるような映画を取らせてくださいという神様へのお願いが書かれていた。携帯番号まで書いてあり、早速そこへ電話をし、平田と彼の仲間4人が映画作りを手伝うことになる。

映画は対立する池上組への殴り込みを実写でとるという内容で、池上組へも話を通しに行く平田であった。池上組組長の池上(堤真一)は幼い頃からのミツコのファンであった。10年前、ミツコは歯ブラシのCMに出演していたが、母が殺人事件で逮捕され、CMは放映中止になったのだった。また武藤組へ殴りこみに行ったとき、CM出演当時のミツコに会っていた。ミツコのこととなるとでれでれになる池上だった。池上は平田の提案を受け入れる。

そしていよいよ、映画はクランクイン。池上組への殴り込みを4台のカメラ、照明、音声を配置して実写する。迫力のある映画が撮れるのだが…。

園子温監督の作品としては異色の作品で、おぞましいシーン次々に出てくるが、喜劇タッチに描かれていて、目を背けたくなるようなものではない。なぜか明るく、からっとした映画という印象を受けた。

「地獄でなぜ悪い」 2012年日本 130分 監督:園子温 出演:國村隼、長谷川博己、星野源、二階堂ふみ、友近、堤真一ほか
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by irkutsk | 2013-10-18 22:56 | 映画 | Comments(0)