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「ペコロスの母に会いに行く」を見に行きました(11月18日)

d0021786_2116221.jpg伏見ミリオンザへ「ペコロスの母に会いに行く」を見に行きました。

長崎が舞台の映画でした。原作は、長崎在住の漫画家・岡野雄一のエッセイ漫画『ペコロスの母に会いに行く』。深刻な社会問題として語られがちな介護や認知症。でも、主人公のゆういちはこう言います。“ボケるとも、悪か事ばかりじゃなかかもしれん”。

長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち(岩松了)。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる(加瀬亮)の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。

認知症の母は、亡くなった夫や妹、幼馴染との思い出にふけり、ある意味幸せな日々を過ごす。新しいことや日常的なことはすぐに忘れるが、昔のことはリアルに覚えている。

だんだんと息子の顔を見ても、自分の息子だとわからなくなっていく。そんな母を見ていて悲しい思いをするゆういちだったが、母が昔の思い出の中で生きていることに「ボケるとも、わるかことばかりじゃなかかもしれん」と思うのだった。

「ペコロスの母に会いに行く」 2013年日本 113分 監督:森﨑 東 出演:岩松了、赤城春恵、原田貴和子、加瀬亮、竹中直人、大和田健介、松本若菜、原田知世、宇崎竜童ほか
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by irkutsk | 2013-11-18 21:15 | 映画 | Comments(0)