「楽隊のうさぎ」を見に行きました(12月27日)
中学へ入った奥田克久(川崎航星 )は「授業が終わったら、早く家に帰りたい」と考えている引っ込み思案の中学1年生だった。ある日、不思議なうさぎに誘われ、学校で練習時間が一番長い吹奏楽部に入部することに。
打楽部の所属になり、撥の持ち方から先輩に教えてもらい、基礎練習を積み重ねます。夏のコンクールには出場させてもらえず、観客席から見ることに。でも落ち込んだりはせず毎日真面目に練習に参加します。コンクールが終わり、3年生が受験に専念するため部活をやめるとき、彼にティンパニーの楽譜を渡します。そして顧問の森先生からもティンパニーをやってみないかと言われます。
そして翌年の夏のコンクールではティンパニー奏者として参加します。友達や両親、先輩たちも見に来てくれました。でもこの映画のタイトルにもなっている「うさぎ」は何だったのだろうという疑問が残りました。
私も中学時代、ブラスバンド部に所属していたので、この映画の雰囲気はよくわかりました。学校に行くのはブラスバンドの活動が楽しみで、早く授業が終わらないかなと思っていた毎日でした。先輩たちがすごく大人に見えました。わたしはトロンボーンを吹いていましたが、田舎の中学校なので楽器の数も少なく、フルートやクラリネットは個人の楽器でした。
休みの日にもこっそり学校に入って音楽室で音楽を聞いたりしていた中学時代が懐かしく思い出されました。
中学時代という思春期真っ盛りの時代を音楽とともに過ごせたことは非常に幸せだったと思います。
「楽隊のうさぎ」 2013年日本 97分 監督:鈴木卓爾、出演:川﨑航星、井出しあん、ニキ、鶴見紗綾、佐藤菜月ほか