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「幕末太陽傳」デジタル修復版を見に行きました(1月22日)

d0021786_924381.jpgキノシタホールへ「幕末太陽傳」デジタル修復版を見に行きました。

2012年、日活創立100周年を記念してデジタル修復された映画である。映像も音声もくっきり鮮やかに復元されていた。

文久2年(1862年)11月下旬、幕末の混沌とした時代だったが品川宿の遊郭の町並みは賑わっていた。その中の一軒「相模屋」の表で異人を切り、相模屋に入った青年がいた。これは長州藩士で攘夷派の志道聞多(二谷英明)、大和弥八郎、伊藤春輔といった志士たちだったが、その時彼らの落とした外国時計を拾い、ニヤリとして同じ相模屋へわらじを脱いだ町人があった。この男佐平次(フランキー堺)といって、仲間3人を連れてのお遊びだった。

この相模屋にはこはる(南田洋子)という売れっ子の女郎がいた。そしてこはるの部屋には、高杉晋作(石原裕次郎)をはじめ、志道ら三人が入り浸り、御殿山英国公使館焼き討ちの謀議を凝らしていたが、楼主伝兵衛(金子信雄)や妻お辰(山岡久乃)は彼らの積もる勘定に手を焼いていた。一方佐平次は口八丁手八丁で美女を侍らせて上機嫌。ところがこの男、無一文で若衆喜助(岡田真澄)の持ってきた勘定書にも、ああだこうだと御託を並べて追い返してしまう。だが翌日とうとう文無しだということがわかり、佐平次の居残りが始まった。

抜け目のない佐平次は困っている人間を見つけては、何だかんだと手助けし、金を稼ぎ、若衆たちからは疎まれるが、相模屋にはなくてはならない存在になっていくのだった。

映画の中に落語の話が織り交ぜられており、とてもおもしろい映画だった。往年の名スターたちの若かりし姿を見ることもできた。

「幕末太陽傳」デジタル修復版 1957日本 110分 監督:川島雄三、出演:フランキー堺、南田洋子、左幸子、石原裕次郎、芦川いずみほか
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by irkutsk | 2014-01-23 09:24 | 映画 | Comments(0)