「小さいおうち」を見に行きました(1月26日)

d0021786_21323866.jpgミッドランドスクエアシネマへ「小さいおうち」を見に行きました。

第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。

健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。昭和11年、山形の田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、正樹の勤めるおもちゃ会社のデザイナー板倉(吉岡秀隆)という青年がやってきてから時子の心が揺れ動くのだった。そして時子は板倉と浮気することになるのだった。
会社の社長は板倉に見合いを勧めるが、板倉は断り続けていた。しかし丙種合格の板倉のところにも召集令状が届く。その報告に平井家を板倉が訪れた翌日、時子は板倉の下宿へ行こうとするが、タキはそれをとめる。自分が板倉に今日の午後来てくれるようにと手紙を書けば自分が届けるからと。そして時子は手紙を書いてタキに託すのだが…。板倉はやってこなかった。そしてその日の夜、入営のため本籍地の弘前へと発っていったのだった。戦争が激しくなり、女中を置くということも批判されるようになり、タキは山形の田舎へ帰される。東京への空襲で平井家の雅樹と時子は防空壕の中で亡くなっていた。

日本が中国で始めた戦争がどんどん拡大し、とうとうアメリカを相手とした太平洋戦争に突入していく時代背景を横糸に、そしてそんな時代の中でも夫以外の男性を好きになった時子、そしてそれをそばで見ていたタキの生き様を縦糸に描かれており、さすが山田洋二と思わせる映画だった。

「小さいおうち」 2013年日本 136分 監督:山田洋二 出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子 
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by irkutsk | 2014-01-26 21:33 | 映画 | Comments(0)