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「永遠の0」を見に行きました(2月8日)

d0021786_17343589.jpg雪の中、ミッドランドスクエアシネマへ「永遠の0」を見に行きました。

2006年初版発行から450万部以上を売り上げたベストセラー、百田尚紀の「永遠の0」を映画化したものです。

映画は2004年、司法試験に3度も落ちて進路に迷う佐伯健太郎(三浦春馬)は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。実は自分と祖父・賢一郎に血のつながりはなく、血縁上の祖父が別にいるというのだ。本当の祖父の名は宮部久蔵。60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。

フリーライターの姉・慶子(吹石一恵)は血縁上の祖父・宮部久蔵について調べてみようと健太郎に持ちかけるが、健太郎はあまり乗り気じゃなかった。アルバイト料を出すからと言われて、二人で宮部久蔵について調べ始めるのだが…。

元零戦搭乗員で祖父を知る人のもとを回るのだが、「海軍一の臆病者」との酷評を聞かされ、厭になる健太郎だったが、末期がんで余命わずかという井崎(橋爪功)に会い、祖父の本当の姿を知るのだった。「生きて帰ること」を自分だけではなく、部下にも求めていたのだった。さらに宮部を大切に思う元予備士官・武田や影浦の話を聞くうちに祖父の生き様が決して臆病者ではなかったということが確信されてきた。
その後、戦局は日々悪化し、日本軍は特攻という犬死を兵隊に求めるようになったのだった。鹿屋基地から飛び立ち、訓練飛行中に敵機グラマンと遭遇し、宮部は一機のグラマンに執拗に追いかけられることになる。そこへ教え子の大石が敵機に体当たりして助けてくれた。
大石が怪我が治り隊へ戻ってくると、宮部の様子は以前と全く変わっていた。自分の教え子たちが特攻隊で次々と命を落としていくのを目の当たりにして、宮部の気持ちは落ち込んでいた。そして自らも特攻を志願し、出撃の朝を迎えた。

その日、宮部は52型の新しい零戦に乗る予定だったが、突然かつての教え子・大石に乗る飛行機を代わってくれという。真珠湾のときに始めて乗った零戦21型に乗って行きたいのだと言って。ところが大石が代わって乗った52型機は途中でエンジントラブルを起こし、不時着水し、大石は喜界島まで泳いでいき生還した。宮部は米軍最強の空母艦隊による一斉射撃を潜り抜け、包囲網を突破し、「悪魔」と米兵たちに呼ばれたのだった。天才的な操縦技術を持ちながら、生きることに執着し、仲間から「臆病者」と蔑まれていた男だった。

戦争末期、敗戦がほぼ確実な状況の中、多くの若者が特攻の目的を達せられずに途中で撃墜され、犬死させられていった不合理に悲しくなりました。

今、過去の戦争を正当化し、1945年体制を見直し、アメリカ軍の戦争に日本の自衛隊も参加しようということを政府が決めようとしている時期に、このような映画が作られ、多くの若者が見ているということに少し安心感を抱きました。

「永遠の0」 2013年日本 144分 監督:山崎貴 出演:岡田准一、三浦春馬、井上真央、
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by irkutsk | 2014-02-08 17:34 | 映画 | Comments(0)