「地下鉄のザジ」を見に行きました(2月12日)
10歳の少女ザジは母親と二人でパリへやって来た。母親は恋人とさっさと消えてしまい、ザジは母親の弟のガブリエルに預けられる。友達のタクシー運転手が待っているからと言うが、ザジは地下鉄に乗りたいといって駆け出す。しかし、地下鉄はストで動いていなかった。仕方なくタクシーでおじさんのうちへ。うちでは美しい叔母さん・アルベルチーヌが迎え、美味しい手料理をご馳走してくれた。
翌朝、ザジは一人で部屋を抜け出し1階で酒場を経営する家主・チュランドの目を盗み地下鉄に乗りに行くが、門は閉まっていた。泣き出したザジのそばに一人の得体の知れない男が近寄ってきた。ザジは彼と蚤の市へ行き、ジーンズを買ってもらい、レストランで美味しいものを食べさせてもらう。散々いい思いをして、用がなくなると男から逃げてうちへ帰る。男はザジを追ってきて、美人の叔母さんに色目を使い、叔父さんに追い出される。
その後もどたばた喜劇が続き、2日後、ザジは駅で母親と落ち合って帰っていくという話。
古い映画だったが、結構楽しめた。ザジのカトリーヌ・ドモンジョが可愛かった。
「地下鉄のザジ」 1960年フランス 93分 監督:ルイ・マル 出演:カトリーヌ・ドモンジョ、フィリップ・ノワレ、ユベール・デシャン、アントワーヌ・ロブロほか