「思い出のマーニー」を見に行きました(7月19日)

d0021786_14303643.jpgミッドランドスクエアシネマへ「思い出のマーニー」を見に行きました。

原作はイギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの「思い出のマーニー」。それを日本にアレンジして作られたのがこの映画です。

中学1年生の杏奈は札幌に頼子おばさんと住んでいた。両親は事故で杏奈が小さいときに亡くなって、今は頼子おばさんと二人で暮らしている。だがおばさんといっても血のつながりはない。おばさんは市から養育費をもらって育てている。杏奈はこの世界には内側に住む人と外側に住む人がいて、みんなは内側に住んでいるが、自分は外側に住んでいる人間だと思っていた。人付き合いも悪く、友達もいない。

彼女は喘息の持病もちで、医者の勧めもあって頼子おばさんの親戚である大岩さんのうちで夏休みを過ごすことにする。大岩さんのうちは北海道の東にあり、海の入江の近くにあった。杏奈一人で列車に乗り駅に着くと、大岩夫妻が迎えに来ていた。ご主人は木工職人、奥さんのセツさんは太っていて、明るく陽気な性格だった。二人の間には娘がいたが、今は家を出て独立しているので、二人は娘が帰ってきたみたいに杏奈をかわいがる。

近くの入江の岸辺に建つと古い2階建ての洋館が見えた。「湿っ地屋敷」と呼ばれていて、今は誰も住んでいないという。岸辺にたたずみその屋敷を眺めていると明かりが灯り、人影が見える。杏奈は湿地を歩いてその洋館へ行く。そしてその洋館に住むマーニーという金髪で青い目をした女の子と知り合い、彼女と友達になるのだった。だがそれは二人だけの秘密だった。

潮が満ちて歩けないときはボートに乗ってその屋敷へ行った。二人でピクニックしたり、洋館で開かれているパーティに参加したり、お互いに質問しあったり、二人にとって楽しい時間が過ぎていた。そして二人でサイロに行ったとき、雷なり始め、大粒の雨が降ってきた。二人はサイロの中で身を寄せ合っていた。ところが突然マーニーはいなくなってしまった。

「湿っ地屋敷」には新しい住人が東京から引っ越してきて、屋敷も改修されていた。その屋敷に越してきたさやかは、屋敷に残されていたマーニーの日記を読んで、杏奈がマーニーだと思って彼女に近づいてきた。

やがてマーニーはお別れしなければならない、でもサイロで杏奈一人を残して去ってしまったことを許して欲しいと杏奈に懇願するのだった。杏奈は友だちなんだから赦すといい二人は二度と会えなくなってしまう。

入江の岸辺で「湿っ地屋敷」の絵を描いている久子さんと知り合い、マーニーのことを聞く杏奈だった。そして徐々に、マーニーがどんな子で、どんな生涯を送ったのか、そして自分とマーニーとの関係が明らかになるのだった。

頼子おばさんが夏休みの終わりに迎えに来たとき、杏奈は明るく、友達もいるふつうの女の子になって、頼子おばさんのことを“おかあさん”と呼べるようになっていたのだった。

「湿っ地屋敷」や入江の景色は非常に丁寧に作られていましたが、映像の美しさよりもストーリー性の素晴らしさが際立った作品でした。

「思い出のマーニー」 2014年日本 103分 監督:米林宏昌 声の出演:高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、黒木瞳、吉行和子、森山良子ほか
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by irkutsk | 2014-07-19 16:30 | 映画 | Comments(0)