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「怪しい彼女」を見に行きました(7月22日)

d0021786_20314950.jpgセンチュリーシネマへ「怪しい彼女」を見に行きました。

70歳のおばあさん・オ・マルスンは女手ひとつで苦労して育てた自慢の息子パン・ヒョンチョルと姑恐怖症の嫁・エジャ、大学4年生で半地下バンドのリーダーをやっている孫のパン・ジハ、就活浪人生の孫・パン・ハナの4人で暮らしていた。ヒョンチョルは国立大学の教授で、老人問題が専門。

口の悪いマルスンは嫁の恐怖の対象で、嫁はストレスで体を壊している。マルスンは息子が作った老人のための喫茶店で働いており、かつてのスルマン家の奉公人・パク氏と一緒に働いていた。パク氏はマルスンが昔から好きで、彼女を守るのが自分の努めだと思っている。

そんなある日、マルスンが歩いていると「青春写真館」というのを見つけ、遺影の写真がシワシワの顔の写真ではいやだから、今のうちに撮っておこうと写真館に入る。そして写真館の主人に「50歳若くなりますよ」と言われ、写真を撮るとなんと20歳になっていた。孫のジハに晩ごはんをおごってやるからと弘大の地下鉄の入口で待ち合わせたのだが、そこへ向かうバスの中で、若い男が彼女にちょっかいをかけてくる。そしてふとその若い男のサングラスに映る自分の顔を見てびっくり。20歳の若い娘がそこには映っていた。

孫のジハの前にも出ることができず、その日はチムチルバンに泊まる。若くなった自分に喜び、着るものや靴、傘などを買い込み、パク氏のうちへ。そこはかつて下宿人を募集していたのでパク氏の娘のエジャと交渉して食事なしで30万ウォンに値切って下宿する。

そして翌日自分が働いている老人カフェに行く。そこではケンカ仲間のおばあさんが、カラオケを歌っておじいさんたちを魅了していた。怒ったマルスンは自分もステージに上がり歌い始める。若くて張りのある声で、長い人生を生きてきた苦労を歌にこめて熱唱する。歌が終わった後、店内は割れんばかりの拍手だった。ちょうどその店に雨宿りで入っていたイケメンの若い音楽プロデューサーの目に留まる。また店に来ていた孫のジハは、彼のバンド「半地下」のボーカルが彼とケンカして辞めてしまったので、やってくれないかと頼み込む。そして彼女は孫のバンドのボーカルとして歌うことになるのだが…。

最初は彼女の口から次々に出てくる毒舌がおもしろく、歌手になってからは彼女の苦しかった人生に裏打ちされた、聞く人の心を揺さぶる歌に感激し、一体どうなるのかという結末も知りたくなり…。笑いあり、涙あり、意外性あり、そして家族への愛があり。久しぶりに見た韓国映画でしたが、題名(「怪しい彼女」)を裏切るすばらしい作品でした。

映画の中で20歳のマルスンが歌っている歌がよかったです。

「怪しい彼女」 2014年韓国 125分 監督:ファン・ドンヒョク 出演:シム・ウンギョン、ナ・ムニ、イ・ジヌク、パク・イナン、B1A4ジニョン、ソン・ドンイル、ファン・ジョンミン、キム・スルギ、キム・スンヒョクほかパン・ヒョンチョル   
「怪しい彼女」公式HP
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by irkutsk | 2014-07-22 12:48 | 映画 | Comments(0)