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「ソウォン/願い」を見に行きました(8月29日)

d0021786_1523417.jpgセンチュリーシネマへ「ソウォン/願い」を見に行きました。

8歳のソウォンはある雨の日、一人で学校へ行っていた。学校の近くで傘を持たずに立っている立っている男に「傘に入れてくれ」と頼まれ、かわいそうにと思って入れてやろうとするのだが…。男はソウォン倉庫に連れ込み、殴ったり、首を絞めたりして失神させ、性的暴行をはたらいたのでした。ソウォンは自分で112(警察)に電話して助けを求めたのでした。

ソウォンは直腸と大腸を切除しなければならない重症で、一生人工肛門をつけなければならなくなりました。個室から一般病棟へ移ったとき、マスコミが大挙押しかけ、テレビでも報道され病室でもうわさになっていました。父親はソウォンを連れてもとの個室へ必死で戻るのですが、人工肛門が外れてソウォンの寝巻きが汚物に汚れます。父親は寝巻きを脱がせてきれいにしてやろうとするのですが、その行為が暴行を受けたときのことを思い出させ、父親に心を閉ざし、父親にもおびえるようになるのでした。

カウンセラーがソウォン、両親を何とか助けようと相談に乗りますが、そのカウンセラーも自分の子どもが性的暴行を受け、その子は自殺してしまい、自分も死のうと思って車で川に突っ込んだという経験の持ち主でした。

やがて犯人はソウォンの証言により逮捕され、裁判が始まりますが犯人は泥酔していて何も覚えていないといいのがれるのでした。判決は懲役12年、あまりの刑の軽さに父親は怒り、犯人に殴りかかろうとするのですが、父親の足にしがみつきそれを止めたのはソウォンでした。

やがてソウォンに弟が生まれ、新生児室に飾られた額にはこう書かれていました。
一番寂しい人が一番親切で
一番悲しい人が一番明るく笑う
何故ならば
彼らは他の人が自分と同じ苦痛を受けることを
望まないからだ

とてもいい言葉でした。

2008年に、韓国で実際にあった事件を元に作られた映画です。

「ソウォン/願い」 2013年韓国 123分 監督:イ・ジュンイク 出演:ソル・ギョング、オム・ジウォン、キム・サンホ、ラ・ミランほか
「ソウォン/願い」公式HP
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by irkutsk | 2014-08-29 15:24 | 映画 | Comments(0)