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by irkutsk
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南原から金海へ(10月18日)

朝6時に南原の町を散歩に出でました。気温は6度でしっかり着込んで出かけました。バスターミナルの真にさかんに湯気を立てて真っ白になっているところがあったので、何かと思ってみるとマンドゥ屋でした。
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少し行くと今度は幼稚園か保育園の建物が見えてきました。
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その先には南原国民体育センターのプールがありました。朝早くからプールに練習に来ている若者やお母さんに連れられた子どもが来ていました。
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さらに先には日本では聞いたことがない「円仏教」の建物がありました。
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散歩から帰ってバスターミナルの前でもうもうと湯気をたてているマンドゥ屋に惹かれて、牛乳マンドゥと肉マンドゥをかいました。どちらも1000ウォンでした。牛乳マンドゥは皮に牛乳が入っているということらしく、中には餡が入っていました。大きさが日本のものの2倍くらいあり、2個でお腹いっぱいになりました。
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南原バスターミナル9:00発のプサン行きのバスに乗りました。次のバスは11:00なので遅くなります。途中のサービスエリアで1度休憩があり、そこでサツマイモのあげたものを買って食べました。2500ウォンで美味しかったです。
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11:50にプサン西部バスターミナルに着き、金海へどうやって行こうかと乗り場案内のおじさんに聞いていたら、たまたま通りかかった日本語が、非常に流暢なな女の人が、切符売り場まで連れて行ってくれて、バスは12時40分だと教えてくれて、19番乗り場まで連れて行ってくれた。

金海バスターミナルまでは35分。インターネットで調べた地図では市外バスターミナルとなっているが、建物には旅客ターミナルと書いてあるので、違うところだと思い、 今日泊まる予定の韓屋体験館への行き方を近くにいたおばさんに聞いてみたけど、よくわからず、タクシーで行くことにした。タクシーに乗ると「近いところだよ」と言いながらも乗せてくれて、基本料金の2800ウォンだった。
韓屋体験館の受付には人がおらず、たまたま結婚式に来ていた女の人に聞いたら、あちこち奔走してくれて受付は4時からだと教えてくれた。食堂も今日は結婚式のため貸切だと言う。外に出ると、ホットックを売っていたので、買って食べていると、やはり結婚式にきた日本語が話せる女の人が話しかけてきて、近くに食堂がないかと聞くと「そこの道を左に行くとある」と教えてくれたので、左に曲がって行くと何と観光案内所があった。日本語が話せる人がいて、金海の地図と案内の本をもらい、食堂について聞くとカラクガンという店が美味しいと教えてくれたので、そこへ行った。

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年配のおじさんとおばさん二人でやっている店で、おじさんは来週から天草に行くと言っていた。クリスチャンで、教会の人たちと行き、老人ホームで歌を歌うのだと言って、楽譜を見せてくれた。そして「ふるさと」と「春の小川」を一緒に歌った。日本語はすこし話せるが、スマートフォンの翻訳ソフトで音声入力して、お互いに話し合えた。
さて、ここで食べたのは「栄養湯」(メニューの中央上のほうに赤い字で書いてある)なのだが、何かわからないので聞くと、犬の肉だと言う。韓国でまだ犬の肉を食べたことがなかったので、これを注文した。犬の肉は柔らかく煮込んであり、臭みもなく、美味しかった。韓国でも若い人はあまり食べないそうだ。肉がたっぷり入っていて値段はたったの8000ウォンだった。食事の後にサービスでインスタントのコーヒーも出してくれた。

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ゆっくり食事をした後、再び観光案内所に行き、首露王陵を見たいので、荷物を預かってくれないかと聞いたら、他のお客さんの手前、ここでは預かれないが、首露王陵の入り口に日本語が話せるガイドがいるからそこで頼んでみるように言われた。いま、門は工事中で、少し右にもう一つ門があり、その前にコンテナハウスがあった。その中に日本語が話せるガイドさんがいて、荷物を預かってくれて、首露王陵を案内してくれた。なかなか日本語が上手で、伽耶国の歴史がよくわかった。下の写真が首露王陵。
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4時過ぎに韓屋体験館に戻って受付に行くと、チェックインは5時からだと言われ、施設内のお土産屋さん兼喫茶店でコーヒーを飲むことに。豆を挽いて、ドリップで入れるコーヒーで、久しぶりに本物のコーヒーを飲んだ。サービスだと言って、中に干し柿が入ったお菓子を出してくれた。また、コーヒーのお代わりもくれて、ありがたかった。値段は5000ウォンだったが、それ以上のサービスだった。
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韓屋体験館は昔の韓国風の家に宿泊できるというもので、部屋はオンドル式で、韓国らしい家具が置かれていた。もちろんテレビと冷蔵庫もあり、驚いたのはトイレがシャワートイレだったことである。日本製ではなく韓国製で、水が出るときの音や動きが日本のものより少し劣っていた。障碍児学校の子どもたちがたくさん泊まっていてにぎやかだった。宿泊料金は1泊80,000ウォンとやや高めだった。
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遅めのお昼ごはんだったし、たくさん食べていたので、夕食は遅めにとることにして、観光案内所でもらった本に蓮池公園で11月まで毎日音楽噴水をやっていると書いてあったので、行ってみることにした。釜山-金海軽電鉄の高架線路の下を伽耶大学のほうへ歩くと大きな住宅街があり、スーパーマーケットがあり、やがて音楽が聞こえてきた。「金海文化の殿堂」のそばの客席が階段式になった舞台でやっていた。本には8時40分まであると書いてあったが、8時20分には終わってしまった。
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帰りにうどん屋を見つけて、入った。うどん(3,000ウォン)と天ぷらをトッピングしたが、二人で二つずつ選んで注文したら、あと一つ天ぷらを選んでくれと言う。二人だから4つでいいというが、あと一つというので5つ頼んだが、店の中のメニューを見ると、天ぷらは5つで2,500なので、どうしても5つ頼んでくれと言っていたのだとわかった。

満腹になって帰っていると、団地の入り口近くに1軒の屋台があり、お姉さんが店番で、仕事帰りのサラリーマン風の男の人が一人いた。何を売っているのかと聞くと、スンデとマンドゥだと言って大きな蒸し器を開けて見せてくれた。スンデはウインナソーセージのように豚の腸の中に肉を詰めたものだが、太いし、長いし、蛇のようで、気持ち悪かった。一口切って試食させてくれたが、味はまあまあで悪くなかった。マンドゥも1個ずつ試食させてくれた。
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by irkutsk | 2014-10-18 22:21 | 旅行 | Comments(0)