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「紙の月」を見に行きました(11月15日)

「紙の月」を見に行きました(11月15日)_d0021786_22372187.jpgミッドランドスクエアシネマへ「紙の月」を見に行きました。

1994年.梅沢梨花(宮沢りえ)は、子供には恵まれなかったものの夫(田辺誠一)と穏やかな日々を送り、契約社員として働く「わかば銀行」でも、丁寧な仕事ぶりで上司の井上(近藤芳正)から高い評価を得ていた。裕福な独居老人の平林(石橋蓮司)も、梨花の丁寧な仕事ぶりに信頼を寄せていた。厳格なベテラン事務員の隅(小林聡美)まだ若くちゃっかり者の窓口係・相川(大島優子)ら、支店では様々な女性たちが働いている。一見何不自由のない生活を送っている梨花だが、自分への関心が薄く、鈍感なところのある夫との間には空虚感が漂い始めていた。

梨花は仕事で外回りの途中、自分の化粧品を買うのにお金が足りなくて、お客から預かった預金の中から、1万円を借りる。そしてすぐに銀行ATMで預金を下ろして、1万円を返す。このことから彼女の転落は始まったのだった。

お客の平林孝三(石橋蓮司)の孫で学生の光太(池松壮亮)と付き合い始めたころから、彼女の金銭感覚は狂っていく。最初は光太の学費を出してやるのだったが、やがてホテルのスイートに連泊して150万円も使ったり、二人のためにアパートを借りて、彼にパソコンを買ってやったりする。そのお金はすべて銀行のお金を操作して作り出していたのだった。自分でパソコンとプリンターを買い込み、定期預金証書を偽造していた。また認知症のお客の預金をごまかしたりしていた。やがて彼女の不正は明らかになり、その額は1億円を超えていた。

「紙の月」 2014年日本 126分 監督:吉田大八 出演:宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、小林聡美ほか

「紙の月」公式HP
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by irkutsk | 2014-11-15 18:37 | 映画 | Comments(0)