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「マエストロ」を見に行きました(1月31日)

d0021786_684423.jpgミッドランドスクエアシネマへ「マエストロ」を見に行きました。

若きヴァイオリニスト香坂のもとに、解散した名門オーケストラ・中央交響楽団再結成の話が舞い込む。だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね。久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。そこに現れた謎の指揮者、天道。再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。だが、香坂は名ヴァイオリニストだった父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知り、反発を強めてしまう。あまねのひた向きに音楽に取り組む姿勢を目の前にしながらも素直になれない香坂。

スポンサーが全部降り、団員たちが天道への反発のために練習を辞めていきコンサートは中止されるのかと思われたが、一人、また一人と練習に戻ってくる。そしてコンサート初日、満員の観客の前で演奏された「運命」と「未完成」の出来は最高の物だった。コンサート2日目、開演15分前になっても、観客は一人も入っていないし、天道の行方も分からない。はたして何が起こったのか…。

原作はさそうあきらの漫画である。登場人物の設定がおもしろい。主人公の香坂真一は解散した中央交響楽団のコンサートマスターで、亡くなった父親はヴァイオリン奏者でかつて天道の指揮の下でやはりコンサートマスターを務めていた。

天道徹三郎は中央交響楽団の元団員と自分の連れてきた奏者で再結成コンサートを企画する無名の指揮者。貿易商の父を持ち、ドイツで生まれ現地の音楽学校を出ている。若い頃香坂夫婦と仲が良かった。音楽に関する知識、経験、センスは深い。妻で元ピアノ奏者ハルの入院費のため多額の借金を抱えアルバイトで生計を立てている。詐欺事件を起こしている。

橘あまねは天道が連れてきたフルート奏者で一番奏者を務める。ミュンヘン音大を出ている。定食屋で天道にスカウトされ、天道が紹介したボートに住んでいる。幼い頃神戸に住んでおり、阪神大震災で目の前で両親を失う。

映画の中で演奏された「運命」と「未完成」もなかなか聞きごたえがありました。

「マエストロ」 2015年日本 129分 監督:小林聖太郎 出演:松坂桃李、miwa、西田敏行、古舘寛治、大石吾朗、濱田マリ、河井青葉ほか
「マエストロ」公式HP
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by irkutsk | 2015-01-31 18:57 | 映画 | Comments(0)