「妻への家路」を見に行きました(3月24日)

d0021786_213276.jpg伏見ミリオン座へ「妻への家路」を見に行きました。

1974年、文化大革命のさなか、丹丹はバレエ団に所属していて主役を演じることができるすぐれたバレリーナだった。だが、彼の父・ルー・イエンシーは右派として拘束されており、しかも脱走してしまったのだ。そのことで丹丹は主役には抜擢されなかった。父が脱走した日、母と丹丹はもし父親が訪ねてきたら必ず当局に通報するようにと言い含められる。そして父はやってくる。

アパートの部屋の前でノックするが、妻のフォン・ワンイーはドアを開けるのをためらう。そうしているうちに娘の丹丹が帰ってくる。3歳の時に別れて以来10数年ぶりの再会だった。明日の朝8時に駅の階段の下で待っているとお母さんに伝えてくれというが丹丹は断る。父親は貼ってあった紙に手紙を書いて妻のいる部屋のドアの下から差し込んで帰っていく。

翌朝、フォン・ワンイーは彼に持たせるマンドゥや防寒着を持って駅に会いに行く。丹丹はアパートの前で見張っていた当局の役人に密告する。フォン・ワンイーとルー・イエンシーはお互いの姿を探すが見つからないので、しびれを切らせたルー・イエンシー大声をあげて妻の名を呼ぶ。だがそれで当局の人間にも見つかり、逮捕されてしまう。

それから3年後、文化大革命は終結し、ルー・イエンシーも解放される。北京駅に迎えに来ていたのは娘の丹丹だけだった。丹丹はバレエを辞めて縫製工場の寮に住んでいた。自宅に戻ると妻は一人で住んでいた。ドアにはカギがかかっておらず、あちこちに注意書きの紙が貼ってあった。妻はルー・イエンシーのことがわからず、他の人と勘違いしていた。

彼女は夫の記憶を失っていたのだった。ルー・イエンシーはアパートの向かいの家に住み、何とか記憶を取り戻させたいと願うのだった。

収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日もくる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそう。夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続けるワンイー。果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか──?

「紅いコーリャン」でデビューしたコン・リーが夫の記憶失くした妻・フォン・ワンイーを演じており、その演技力の高さに改めて感心した。丹丹を演じたチャン・ホエウェンも初々しく、かわいかった。

「妻への家路」 2014年中国 110分 監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー、チェン・ダオミン、チャン・ホエウェンほか

「妻への家路」公式HP
[PR]

by irkutsk | 2015-03-24 21:03 | 映画 | Comments(0)