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「愛を積む人」を見に行きました(7月1日)

ミッドランドスクエアシネマへ「愛を積む人」を見に行きました。

東京の下町で町工場を営んでいた篤史(佐藤浩一)は、工場をたたんで、豊かな老後を求めて妻・良子(樋口可南子)と北海道の美瑛町へ移り住んだ。新しく家を建て、妻に勧められて家の周りに石塀を作ることに。造園屋から一人若い男の子・杉本徹(野村周平)を借りて、ふたりで石垣を作り始めた。徹は寡黙で、とっつきにくい子だったが、良子は徹に昼ご飯を食べさせ、仲良くなっていく。そして徹の彼女・上田紗英(杉咲花)を連れてくる。紗英は近くの上田牧場の一人娘で、まだ高校3年生である。

徹がある日アパートに帰ると、昔の不良仲間が待っていて、彼と二人で篤史と良子が札幌へコンサートを聴きに行った夜、空き巣に入る。ところが途中で良子の具合が悪くなって途中から引き返してきて、良子を家の前で降ろして、篤史は買い物に行ったのだった。帰ってきた良子が家の中に入ると誰かいる。徹たちは良子を突き飛ばして逃げていく。良子は当日のことは覚えていないと言い、徹は今まで通り石塀作りにやってきた。

篤史と良子の間には聡子という一人娘がいたが、彼女が妻子ある男を好きになり、それがもとで篤史とはケンカ状態が続いていた。

良子は自分の病気のことは隠していたが、死期が近いことを察し、篤史に手紙を書き、彼がこれから見るだろうと思われるところにそっと置いておいた。最初の手紙は紗英に託していた。

東京へ行く用ができたので、妻の形見の真珠のネックレスを渡そうと持って行ったが、子どもと遊んでいる聡子を見つけ、問いただすと母親が死んだその子の父親と結婚するつもりだという。再び怒って北海道へ帰るのだった。

そんな中、紗英は徹の子を身ごもる。父親(母親の再婚相手で紗英と血はつながっていない)も母親も怒り、母親は堕ろすようにと言うが、紗英は産むと言う。紗英の決心の固さに父親も産むことを許し、徹には牧場の勉強のために、よその牧場で1年間勉強してくるようにと送り出す。

篤史が良子にプロポーズをした阿寒岳にもう一度一緒に登ろうと言っていたが、それもかなわぬこととなり、良子の遺影をリュックに入れて一人阿寒岳に登るのだったが…。

この映画のテーマは「赦す」ということだったような気がする。良子は徹を許し、紗英の父親は紗英と徹を許し、そして篤史も娘の聡子を許す。人は許すことによってはじめて自分自身も怒りから解放されるのだということが映画全編を通じて語られているようだった。

原作はエドワード・ムーニーJr.の「石を積む人」

「愛を積む人」 2015年日本 125分 監督:朝原雄三 出演:佐藤浩一、樋口可南子、北川景子、野村周平、杉咲花ほか

「愛を積む人」公式HP

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by irkutsk | 2015-07-01 17:36 | 映画 | Comments(0)