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「天の茶助」を見に来ました(7月6日)

d0021786_05114530.jpgセンチュリーシネマへ「天の茶助」を見に来ました。

天界では大勢の脚本家たちが、地上で生きる人々の“人生のシナリオ”を書いている。人はみな、実は彼らのシナリオに沿って生きていた。その脚本家たちの下っ端でお茶汲み係りの茶助(松山ケンイチ)は、とある脚本家が担当する下界の女性ユリ(大野いと)に密かに思いを寄せていた。ところが、ユリの人生の脚本の続きには交通事故で死ぬ運命が描かれようとしていることを知る。彼女を救いたい一心で地上へ向かった茶助が降り立ったのは、エイサーまつり真っ最中の沖縄。骨董品店の種田(大杉漣)、ラーメン屋の彦村(伊勢谷友介)らの力を借りて、ユリの救出に挑む茶助。種田や彦村、ユリ、そして茶助自身の壮絶な過去が明らかになっていく中、茶助は下界で再び“いま”を生きる…。

コミカルな映画でしたが、考えさせられる点もいくつかありました。茶助が車椅子の少年の脚を治してやったことを種田がツイッターにアップしたので、うわさが広まり、多くの人たちが病気を治してもらおうと押しかける。そしてさらにテレビ出演したことにより全国から茶助に治してもらいたいという人がやってきて長い行列を作る。すべて不幸な人たちを治してやることなどできない。それぞれの人が持っている病気や障害を治すことが幸福なのか。

天界の脚本家が書いた“人生のシナリオ”だが人間の強い意志があればそれを書き換えることもできるという。

私は、人間は生まれてくる前に、自分はどんな人生を生きるのかを自分で書いて生まれてくるのだと思う。そして人間として生きる中でしか学べないことを学び、死んで天界へ帰っていくのだと思う。天界では肉体を持たないので苦しみもない代わりに、肉体を持つが故の喜びや楽しみもない。下界に生きている間にしかできない喜び、楽しみ、苦しみを味わってそこから何を学ぶかだと思う。人生80年と言われるようになったが、長いようで短いのが人生だ。

「天の茶助」 2015年日本 105分 監督:SABU 出演:松山ケンイチ、大野いと、大杉漣、伊勢谷友介、田口浩正ほか

「天の茶助」公式HP


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by irkutsk | 2015-07-06 17:12 | 映画 | Comments(0)