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「きみはいい子」を見に行きました(7月15日)

d0021786_16512730.jpg伏見ミリオン座へ「きみはいい子」を見に行きました。

まじめだが優柔不断で問題に真っ正面から向き合えない小学校教師・岡野匡(高良健吾)。自分の娘に手をあげ、自分自身も親に暴力を振るわれていた過去を持つ雅美(尾野真千子)。認知症の兆しにおびえる独居老人・あきこ(喜多道枝)。悩みや問題を抱えながら生きる彼らが、さまざまな局面で交差しながら、人と人のつながりに光を見いだし小さな一歩を踏み出すさまを「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が丁寧に映し出した作品である。

「人が人を愛するとは」というシンプルだが普遍的なテーマを描き出している。手を差し伸べてもらうこと、抱きしめられることの「しあわせ」は他者とのかかわりなしには生まれない。

「私があの子にやさしくすれば、あの子も他人にやさしくしてくれるの。子どもをかわいがれば、世界が平和になるわけ」という匡の姉・薫(内田慈)の言葉は印象的だった。

また匡はクラスの生徒たちにとても難しい宿題を出します。それは「家族に抱きしめられてくること」。翌日クラスの子どもたちは抱きしめられてどうだったかの感想を話します。

「あたたかかった」、「なつかしい感じがした」、「赤ちゃんの頃を思いだした」などなど。

原作は中脇初枝の「きみはいい子」(ポプラ社刊)。原作も読んでみたくなりました。

「きみはいい子」 2015年日本 121分 監督:呉美保 出演:高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也、喜多道枝、内田慈、黒川芽衣、松嶋亮太、富田康子ほか

「きみはいい子」公式サイト




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by irkutsk | 2015-07-15 16:52 | 映画 | Comments(0)