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by irkutsk
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イルクーツク・バイカル湖へ行きました(7月24日)

リストビャンカ2日目。8時過ぎに朝食を食べに2階のレストランに行ったところ、バイキング方式で中国人団体客やロシア人で席はすべてうまっており、ちょっと散歩して30分後に行くと空いていた。

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バイキングのメニューは野菜はトマト、パプリカ、キュウリがった。チーズが2種類、ハムが2種類、温かいものは肉団子、ソーセージ、カリフラワー、目玉焼き、卵焼き、カーシャはマンナヤクルパ(小麦の挽き割りを粉末状にしたもの)と麦の2種類。パンは黒いのと白いのの2種類、ブリヌイ、ジュース(赤いキセーリとリンゴの2種類)、炭酸水、コーヒーはエスプレッソもできる機械が置いてあった。私はティーバッグの紅茶を飲んだ。

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10時少し前にホテルを出発し、教会へ行ってみることにした。花の写真を撮りながら前を歩いている夫婦がいて、声をかけられたので、どこから来たのかと聞いたら韓国からだという。彼らはバイカル湖沼博物館の方へ行ったが、私たちは右に折れて教会をめざした。

リストビャンカの小さな教会は新しくなっていて、建物の外壁は昔の緑色から、木肌の色になっていた。庭にはきれいな花が花壇に植えられていた。教会の中に入ると、おばさんが一人いて「入って見てもいいか」と聞くと「いいよ」と言ったので聖像やイコンを見て回った。

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教会を出てしばらく行くと金属で作った面白い作品が展示してあるギャラリーがあった。150ルーブル(=125円)だったので見ていく。屋外には金属で作った作品や車のコレクションがあり、家の中には昔のサモワールやカメラ、タイプライター、8ミリ映写機、電話機があった。お父さんが金属加工で作品を作り、息子さんがバイカル湖の絵を描いているそうで、作品が展示されていた。

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イルクーツクへ行く道まで戻り、昨日来た墓地がこの近くだったので、日本人墓地を見ていくことにした。昨日ナターシャと一緒に来た入り口から入り、草をかき分けながら、露に濡れながら、20年前の記憶をたどりながら行くと、日本人墓地があった。立派な石の記念碑が建てられていた。周りには鉄柵があり記念碑のそばまでは行けなかった。すぐそばに墓地の出口があり、ここから入れば簡単に来れたのにと後悔。

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丁度12時過ぎだったので近くのレストランに入り、オームリの焼き魚とお勧めのサラダを注文し、ビールも頼んだ。オームリは2匹出され、真ん中の骨がとってあり、食べやすかったし、おいしかった。ただ値段は高かった。全部で1905ルーブルだったのでチップも含めて2,000ルーブルおいてきた。勘定書きを見るとビールはアサヒビールだった。道理でおいしかったはずだ。レストランを出ると観光バスが止まっていて「シベリア鉄道と世界遺産バイカル湖の旅」(ワールド航空サービス)という紙がバスの前面に貼られていた。

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バイカル湖に沿って歩いていると、バイカル湖で泳ごうとしている女性たちがいた。勇気を出して一人の女性が湖に入っていったが、あまりの水の冷たさに、すぐに戻ってきた。
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ホテルに戻り、晴れてきたので船に乗ろうと出かける。小さな船が泊まっているところに行っていくらかと聞くと、1000ルーブル(2,500円)だと言う。1人ではなく1艘で1000ルーブルだという。そしたら雨がパラパラしてきたので、雨が降ってきたからと言うと、隣の屋根のある船を紹介された。20分で一人500ルーブルだというので乗せてもらうことにした。岸に沿ってフルスピードで北へ向かい、景色のいいところまで行くとしばらく止まって写真を撮り、帰りは断崖絶壁になっている岸辺をゆっくり走りながら戻ってきた。

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船から見えた砂浜(正確には石浜)のところまで行ってみることにして、歩いていくと途中、オームリの干物をあちこちで売っていた。大きさによって値段が違い、中くらいのを180ルーブル(450円)で買い、シシャモのような小さな魚も売っていたので、何かと聞いたら「ガラシャンカ」で、油がいっぱいだという。ためしに1匹だけ買うが、1100ルーブル(250円)と高かった。大きなホテルが見えてくると山の斜面のあちこちに屋根つきの休憩所が見えてきた。有料で100ルーブル(250円)だそうだ。ホテルの横から岸辺に降りていく道があり、浜辺に降りて、途中で買ってきた干物をつまみにビールを飲んだ。靴を脱ぎ、ズボンの裾をまくってバイカル湖に入ったが、水が冷たく1分とは入っていられなかった。近くにいたロシア人たちも湖に入ったり、桟橋のように岸辺から5mほど伸びている板に乗ってはしゃいでいた。しばらく岸辺でくつろいで来た道を戻っていった。ごみの投棄は罰金500ルーブル(1,250円)という看板があちこちに立っていた。

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遊覧船乗り場まで戻ると、近くにさかな市場があった。オームリやほかの魚の干物を売っている店が長さ30mぐらいで2列、この近くで採れる石を使った宝飾品や木工品の店が2列並んでいた。と突然激しい雨がトタン屋根を激しく打ち始めた。突風も吹き、店の商品が倒れる音がした。20分ぐらいで雨は小降りになり30分ほどで止んだのでホテルに戻った。

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さかな市場を出てすぐそばにニェルパ(バイカルアザラシ)のショーをやっている施設があったので行ってみた。入場料は500ルーブル(1250円)。5時からのショーがあるということで15分ほど待って中に入ると、長方形のプールがあり、そこにオスとメスの2頭のニェルパがいて、女性インストラクターの指示に従って芸をし、算数の質問には前足のひれをパタパタしてその数で答えていた。インストラクターが特に指示している様子はなく、ニェルパがロシア語を解しているのか?さらに筆を加えて絵を描いたり。その絵は見学者にオークションで売られ、500ルーブル(1,250円)で売れた。音楽もおもちゃのラッパをじょうずに吹いていた。愛嬌のあるニェルパに癒された30分だった。

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ホテルに戻ってしばらくするとまた激しい雨が降り出した。15分くらい続いて雲が去ると、また青空がのぞいてきた。窓から外を見ると虹が出ていた。

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晴れてきたので、バイカル湖に沈む夕日が見られるかも知れないと思って、ホテルの前にあるカフェに行き、ピロシキやビールを買ってテラス席に行ったが、太陽は湖ではなく陸地に沈むし、空には黒い雲がかかって夕焼けにもならなかった。ここも中国人観光客が大声でしゃべっていて、中国に乗っ取られたような感じだった。

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日没は9時で、ホテルに戻ると2階のレストランも6階のホールも金曜日の夜ということで、パーティが開かれていて、夜遅くまで歌ったり踊ったりしていた。


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by irkutsk | 2015-07-24 23:53 | 旅行 | Comments(0)