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「ベトナムの風に吹かれて」を見に行きました(11月14日)

d0021786_1240546.jpg名演小劇場へ「ベトナムの風に吹かれて」を見に行きました。

日本語教師としてハノイで暮らすみさおの元に、父の訃報が飛び込んできた。故郷・新潟で目の当たりにしたのは、認知症になり、父の死さえ理解していない母・シズエの姿だった。後妻として家に入った母の血縁者は自分ひとり。みさおは兄たちの反対を押し切って母をベトナムへ連れていく決意をする。

日本どころか新潟からも出たことのない母と久しぶりの二人暮らし。母が巻き起こすハプニングも、ベトナムの人々は家族のように二人を受け入れ、言葉は通じずとも心を通わせていく。そして青春時代の旧友・小泉との久々の再開とロマンスの気配。しかし思いがけない母のケガ、激化する介護に疲弊するみさおだったが、老いた母と向き合い、支えてくれるベトナムの人々との心温まる交流を通して、再び人生を豊かなものにしていく。

ハノイ在住の日本語教師・小松みゆきが認知症の母とのベトナム暮らしをつづった「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を原案に60歳を過ぎて第二の人生を歩もうとする団塊世代に向けた「大人の青春映画」。

「大阪ハムレット」以来6年ぶりの主演映画となる松坂慶子。共演者もすばらしい。母親役の草村礼子、共に60年安保を闘った仲間・小泉を演じる奥田瑛二。団塊世代が抱える介護の問題をベトナムという別天地で見事に克服した小松みゆきさんに拍手を送りたい。

「ベトナムの風に吹かれて」 2015年日本・ベトナム合作 114分 監督:大森一樹 出演:松坂慶子、草村礼子、チャン・ニュオン、グエン・ラン・フーン、チャン・ハインほか
「ベトナムの風に吹かれて」公式サイト
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by irkutsk | 2015-11-14 16:39 | 映画 | Comments(0)