「祈りのちから」を見に行きました(7月10日)
エリザベスとトニーの夫婦は、可愛い娘に恵まれ、仕事でも成功し、一見理想的な家族のように見えた。しかし実際には夫婦間に亀裂が入り、深刻な状況にあった。トニーはやり手の薬のセールスマンで、仕事、仕事で家庭のことや子どものことは一切顧みなかった。妻のエリザベスは不動産売買の仕事をしていて、ある日家を売却しようとしている老女クララと出会う。
エリザベスが問題を抱えているのを察したクララは、自分のウォークインク―ゼットを見せる。そこは、幸せな人生をおくるための祈りの場だった。クララは、祈ることをエリザベスに勧める。最初はしぶしぶ祈っていたエリザベスだったが、綴るうちにある変化が起こり始める。
キリスト教の世界の話であるが、どんな宗教でも可能な話である。自分のことばかり考えずに、相手の身になって考え、腹が立っても相手を許す。そうしていれば相手も変わってくる。
「祈りのちから」 2015年アメリカ 120分 監督:アレックス・ケンドリック 出演:プリシラ・C・シャイラー、T・C・ストリーングス、ベス・ムーア、カレン・アバクロンビー、アレックス・ケンドリックほか
「祈りのちから」公式サイト