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「奇跡の教室」を見に行きました(8月19日)

d0021786_2262757.jpg名演小劇場へ「奇跡の教室」を見に行きました。

実話をもとに、学校から見放された問題児たちの集まるクラスが、ベテラン教師の情熱によって次第に変化していく様を描いたドラマ。貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校。様々な人種の生徒たちが集まる落ちこぼれクラスに、厳格な歴史教師アンヌ・ゲゲンがやってくる。情熱的なアンヌは、生徒たちに全国歴史コンクールに参加するよう勧めるが、「アウシュビッツ」という難解なテーマに生徒たちは反発する。そこでアンヌは、強制収容所の生存者を授業に招き、彼らの経験を語ってもらう。その壮絶な話を聞いた生徒たちは、その日を境に変わっていく。

フランスにおけるユダヤ人虐殺の歴史を次の世代に伝えることの大切さが描かれた名作です。日本の安倍首相は、孫の世代にまで韓国や中国に謝罪させないと言っていましたが、それはちょっと違うのじゃないか。過去の日本が犯した罪は次の世代もそれを負い、そして二度と同じ過ちを繰り返さないというのが次の世代の責任の取り方である。親や祖父母の世代が犯した罪を正しく次の代に伝えることなしには、子どもや孫の世代はまた同じ過ちを繰り返すことになる。

また映画の中でスカーフをかぶったイスラム教徒の生徒にスカーフを取らなければ証明書を発行しないと言ったり、バスの中でスカーフをかぶったイスラム教徒の若い女性が白人のおばあさんに席を譲ろうとするのだが、無視されたりするシーンがあり、フランスの抱える問題も見せてくれた。

「奇跡の教室」 2014年フランス 105分 監督:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール 出演:アリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ、ノエミ・メルランほか
「奇跡の教室」公式サイト
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by irkutsk | 2016-08-19 18:04 | 映画 | Comments(0)