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「アスファルト」を見に行きました(1月7日)

d0021786_20143689.jpgキノシタホールへ「アスファルト」を見に行きました。

フランス郊外の古びた団地が舞台である。最初のシーンは団地の住民が集まってエレベーターが老朽化して閉じ込められたり、ボタンを押してやけどしたりという被害が出て危険なのでエレベーターを新しいものに取り換えよう。それにあたっては住民全員でお金を負担しようという話が出るが、ひとり2階に住む男が反対する。彼は自分はエレベーターを使わないから、使わないものにお金を出すなんて理屈に合わないという。彼以外の住民で話し合った結果、彼はお金を出さなくてもいい。その代わりエレベーターを使わないことという話になった。その話し合いが行われていた部屋に置いてあった、自転車こぎのトレーニングマシーンが彼の気を引き、彼は同じ機械を購入して自宅で使い始めた。ところがよくわからないうちに「自動」のスイッチが入り、ペダルが回り始めた自転車にまたがる。「自動」になっているので、ペダルはまわり続けなんと彼は100キロも走ることに。そして救急車で病院に運ばれ、帰ってきたときは車いすだった。2階の自分の部屋に戻るのに、エレベーターを使わないと約束したのを後悔し、人が乗ってないのを確かめて2階までエレベーターに乗って自分の部屋へ戻る。そして1日中、エレベーターがどんな動きをしているかを細かくチェックし、夜なら自分が乗っても大丈夫だということで、夜中の1時に近くの病院まで行き、そこでスナック菓子の自動販売機でスナック菓子や飲み物を買う。1階に降りると、女性が一人タバコを吸っている。その病院の看護師で休憩時間だという。関係者以外立ち入り禁止だという彼女に、自分は写真家で題材を探しているのだという。そして彼女に「あなたの撮った写真を見せてほしい」と頼まれ、翌日彼はテレビに映った有名人や世界のあちこちの画像を写真に撮ってアルバムに貼って見せに行く。そして彼は彼女の写真を撮りたいと言い、翌日写真を撮る約束をした。ところが、その当日彼が乗ったエレベーターが故障して動かなくなる。いつも行く1時には間に合わず、病院に着いたのは朝だった。ちょうど帰ろうとする彼女を入り口で見つけ、言い訳をし、彼女の写真を撮る。何枚か撮り、「笑って」と言うが、彼女は「笑えないわ、笑わせて」と返す。

他にも母と二人暮らしの鍵っ子高校生と向かいの部屋に越してきたばかりの落ちぶれた女優の話。NASAの宇宙船がアパートの屋上に落下してきて、乗っていた宇宙飛行士はアパートの住人の部屋に行きNASAに電話する。その部屋の住人はアルジェリアからの移民で一人息子は服役中。英語が通じない彼女と何とか話をし、2日間泊めてもらうという話があり、喜劇タッチだが人情ものという感じで面白かった。

「アスファルト」 2015年フランス 100分 監督:サミュエル・ベンシェトリ 出演:イザベル・ユペール、ギュスタブ・ケルバン、バレリア・ブルーニ・テデスキ、タサディット・マンディ、マイケル・ピットほか
「アスファルト」公式サイト
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by irkutsk | 2017-01-07 17:11 | 映画 | Comments(0)