「太陽の下で-真実の北朝鮮-」を見に行きました(2月1日)

d0021786_2153132.jpg名演小劇場へ「太陽の下で-真実の北朝鮮-」を見に行きました。

8歳のジンミは模範労働者の両親とともに平壌で暮らしている。ジンミは金日成の生誕記念「太陽節」で披露する舞踏の練習に余念がない。エリートの娘を持った両親は仕事仲間から祝福を浴び、まさに”理想の家族“の姿がそこにはあった。ところがドキュメンタリーの撮影とは名ばかりで、”北朝鮮側の監督“のOKが出るまで一家は繰り返し演技させられ、高級な住まいも、親の職業も、クラスメイトとの会話も、全て北朝鮮が理想の家族のイメージを作り上げるために仕組んだシナリオだった。疑問を感じたスタッフは、撮影の目的を”真実を映す“ことに切りかえその日から、録画スイッチを入れたままの撮影カメラを放置し、隠し撮りを敢行するが……。

もっとリアルな北朝鮮庶民の生活が見られるのかと期待して見に行ったが、やや期待外れの感があった。小学生の時からというより、生まれたときからすべて偉大なキム・ジョンウン元帥同志のおかげですと教えられて育っている子供たちは、70数年前の日本の子どもたちを見ているようだった。歴代天皇の名前や教育勅語を暗記させられ、国民は、天皇陛下は神様で、自分たちは天皇の赤子であると教えられ、それを信じていた。国民は嘘の情報を信じさせられ、無謀な戦争の犠牲となった。そんな時代が再びやってこようとしているのではないか。

「目糞鼻糞を笑う」。日本が目糞にならないことを願うばかりである。

「太陽の下で-真実の北朝鮮-」 2015年チェコ・ロシア・ドイツ・ラトビア・北朝鮮 110分 監督:ヴィタリー・マンスキー 

「太陽の下で-真実の北朝鮮-」公式サイト

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by irkutsk | 2017-02-01 21:54 | 映画 | Comments(0)