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by irkutsk
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急いで帰ってきたけど、授業はなかった(1月27日)

 朝7時半に学部長さんの家を出て、インスチトゥートというバス停へ歩いていく。まだ真っ暗で、粉雪がちらちらしている。近くのレスナーヤというバス停から乗ると、バスが通過するかもしれないというワレーラの忠告を聞いて、ちょっと遠いほうのバス停から乗った。でも今日は土曜日だったのでバスは空いていて、座っていけた。レーニンの像のところの次がペレンソーナというバス停だからそこで降りるようにといわれたが、まだ暗くてレーニンが見えない。にぎやかな通りにバスが入ったので隣の席の人に「ここはペレンソーナですか」と聞いたら「オルガンヌィ・ザール」だと言われた。でも、聞いていたのでペレンソーナに着いたときに教えてくれて、乗り過ごすことはなかった。

 バスを降りて通りの電光掲示板を見ると気温はなんと+1度だった。でも風が吹いているので寒く感じた。8時3分についてまだ早いので劇場前の噴水のイルミネーションを見てゴーシャのバスが来る劇場裏に行った。8時半前にバスは来て、他に女の人を4人乗せて出発した。9時半過ぎにカーペー(コントロール・プロープスカの略だと思う)に着き、初めて一人で通過する。いつもの一番左のところへ行くと、書類を調べてくれて、ないので左の部屋に行くように言われた。その部屋の小さな窓口にパスポートを出し、「初めてか」とか「最初に来たのはいつか」などと聞かれて、やっと通過させてもらえた。

 10時10分前に宇宙飛行士学校に着き、玄関を入ると何か雰囲気が違う。名札をつけた人や、親子連れの外来者、そろいの帽子をかぶった生徒たち、寮のほうに行くと職員もいい服を着て10時半からホールで何かがあると言っている。何があるのか良くわからないまま、自分の部屋に戻り、教材を持って学校のほうへ。カギをもらう人に聞いてみたが授業があるかどうかはわからないと言うので、とりあえずカギをもらって4階のいつもの部屋に行った。でも生徒がいない。いつもなら廊下をうろうろしているのに、今日は一人もいない。10時10分になっても誰も来ないので今日はやっぱりないのだと判断して、カギを返しに行った。そしたらいつものカギ番のおばさんが、かつてサハリンにいたことがるといって、日本語も少し知っていると言って「こんにちは」「おどりましょう」「ありがとう」などの日本語を披露してくれた。

 午後2時からはターニャの授業で、教室が行事でふさがっていたらどうしようと心配したが、空いていた。今日はひらがなの「まみむめも」と「やゆよ」をやった。来週はとりあえず月曜日の1時から大学でやることにした。ターニャの仕事が午前中と3時まで空いているということで、この時間になった。夜が自由になるのはいいことだ。来週は木曜日に大学の日本語講座があるので他の曜日に変更しなければならないが、いつにするかは月曜日に決めることにした。

 夕食はチキンライスとパンとジュース。チキンライスのチキンに時々骨がついているので気をつけて食べなくてはいけない。まだ外来者の人もいて、食堂で食事をしていた。いつものテーブルには何も載ってなかったので、食べられるのかなと思っていると、指導員の人がいて、私の分を持ってきてくれた。夕食にありつけてラッキーだった。

 一昨日、アレクセイから借りた北野武の映画のDVDを見た。「誤認」と「あの夏、いちばん静かな海」を見た。1枚に8本も映画が入っている。画質はコマ落しがしてあるので、いまいちだが、日本語も聞こえるので何とか楽しめる。

明日のスキーはまたマロース(寒波)で次の日曜日に延期になった。明日は-12度まで下がるそうで、テレビをつけて見ると昼間は+1度だったのが、今は-8度になっていた。DVDもあるし、ニキータが借りてきてくれたロシア語の日本おとぎ話もあるので、退屈はしない。
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by irkutsk | 2007-01-30 19:50 | 日本語 | Comments(0)