短波ラジオを買いました(4月20日)
メールが送れて一安心して、前から誘われているエヴゲーニーさんの部屋に行ってみると、授業をやっていたので、アンテナ技師のオレグさんのところへ行き、日本のラジオを聞かせてもらった。そしてデジタルで表示されるラジオがどこで売っているか聞いたら、スパールタークという映画館のあとの店で売っているといわれた。ラジオを聞いていると、エヴゲーニーさんが来たので、後から行くと言って30分くらいオレーグさんのところで話をしていた。オレーグさんはロシア語の先生かと思っていたら、人工衛星の技師だそうだ。年は60歳で、ひげを生やしている。彼のところで中国の緑茶をご馳走になり、日本の生活について話をした。1時ごろ彼の部屋から戻り、久しぶりに日本から送ってきたラーメンを食べた。ニンジン、たまねぎを炒め、焼き豚を入れて食べた。腹ごしらえもすみ、明日の授業のコピーをとりに行ったら、コピーのあるラリーサの部屋は閉まっていた。まあ明日はコピーなしでもいいかと思って諦めた。
3時半過ぎにいよいよラジオを買いに行くことにした。外の気温を見ると13度だったので、コートはなしで出かけた。まずスパルタークのラジオを売ってる店へ行くと確かにデジタル表示される中国製のラジオがあった。聞かせてもらうと確かに日本語放送が聞こえたので、480ルーブルとコンセントの形が違うのでその交換ソケットを15ルーブルで買った。そのあと、家庭用品を売っている店で箒とちりとりを見て、荷物になるので最後に買うことにして、スーパーへ行き、みかん(モロッコ産)とヨーグルト(果物入り)、スパゲティ(ゆで時間10-12分のもの)を買った。あとでレシートを見るとヨーグルトは19ルーブル(95円)もしていた。もう一度家庭用品の店に行き、箒とちりとりを買い、ちりとりはリュックに入るけど箒は入らないので手に持っていくことにした。バス停のそばのキオスクで2リットル入りの水を買って、バスで帰った。
いつも出かけたときは水を買ってくるが、スーパーでは同じ2リットルの水が25ルーブル、キオスクでは20ルーブルで売っている。そして500ミリリットル入りの水は何と15ルーブルもするのだ。小さな水を買うのはすごく割高なのだ。ボトルの値段がほとんどで、水はタダみたいなものだからなのかもしれない。
寮に帰って早速ラジオを聞いて見る。なかなか日本語放送の場所がわからなくて探したが、やっと見つけて聞くと、海外安全情報をやっていて、ロシアでもモスクワで反プーチンの集会が開かれているので行かないようにと言っていた。次の放送は7時から次の周波数でお送りしますといっていたので、すばやくメモをして、6時から食事に行った。戻ってきて買ってきたばかりの箒で部屋の中を掃除して、7時になるのを待った。7時になるとニュースに続いてソフトバンク×日本ハムの野球中継をやっていた。アンテナを手で持っているとよく聞こえるが手を離すとほとんど聞こえない。8時半まで野球中継をやっていて他球状の結果も最後に放送された。中日は朝倉で負けたそうだ。日本の放送がリアルタイムで聞けてちょっと幸せな気分になれた。
今日は宇宙飛行士学校のインターネットが復活したし、エヴゲーニーさんと話ができたし、ラジオが買えたし、良いことがたくさんあった一日だった。
写真はギムナージヤ(中学校)にあったゾーヤ・コスモデミヤンスカヤ(ソ連時代の英雄少女)の銅像です。
でも、またおなかこわしたのね。
そんなにおなかこわすようだと、そちらのお寿司は怖くないですか?
まあ、正露丸で治るくらいならそんなにひどくないのだろうけど。
ドアのあるトイレが少ないって嫌ですね。