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ロシアとMacと日本語

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d0021786_23301639.jpg伏見ミリオンザへ「最強のふたり」を見に行きました。

2003年、オリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノのふたりの監督は、あるドキュメンタリーを見て感銘を受けた。パラグライダーの事故にあって頸髄損傷になったフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴと、彼を介護するために雇われた若者アブデル(本作ではドリスという名前になった)を描いた作品だ。
 フランスの貴族家系の生まれで、有数のシャンパン製造会社の重役、妻とふたりの子供に恵まれ、美術品の収集家でもあるという完璧な人生を送っていた男が、事故で動けなくなり、3年後には妻を敗血症で失う。立て続けにふたつもこんな不幸が起きたら、多くの人は立ち直れないだろう。だが、予想もしなかった出会いが全てを変えた。物騒な公営住宅出身のアブデルは、粗野で気まぐれな若者だったが、フィリッピに生きたいという気持ちを戻させることができる不思議な男だった。

二人が出会ったのは、フィリップの介護者選びの面接でだった。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。
互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。だが、ふたりが踏み出した新たな人生には、数々の予想もしないハプニングが待っていた──。
(以上「公式ホームページより」

実に楽しい映画でした。ドリスの何ごとにも物怖じせずに、ずけずけとものを言い、相手が大富豪であるからと言って決して彼に迎合することなく自分の信念を貫き、またフィリップのことを本当に心から思うようになっていく過程が面白い。フィリップが半年間もある女性と文通しているということを聞き、どうして文通だけで満足しているんだ、写真を送ってもらえとか、会ってみろと彼をけしかけ、フィリップが自分の障害を苦にして会おうとしないのを無理やり説き伏せて、会う手はずを整えたり、反対にフィリップは亡き妻との楽しい思い出があるハンググライダーに乗りに連れて行き、怖がるドリスを無理やり飛ばせたり。

生きる喜びをドリスはフィリップに与え、彼ら二人の友情は今も続いているという実話に基づく映画でした。

「最強のふたり」 2011年フランス 113分 監督:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ 出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シーほか
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by irkutsk | 2012-09-30 23:30 | 映画 | Comments(0)

株式会社かんなん丸から第35期事業報告(平成23年7月1日から平成24年6月30日まで)と株主優待の案内が届きました。株式会社かんなん丸は「庄や」「日本海庄や」「やるき茶屋」などを経営する会社です。今期の業績は売上高(前年同期比)は10.4%増、経常利益166.7%増、純利益534.8%増と好調です。

株主優待は100株以上で2,500円相当の産地直送品または食事券5枚、500株以上で5,000円相当の産地直送品または食事券10枚、1000株以上で10,000円相当の産地直送品または食事券20枚がもらえます。わたしは100株しかもっていないので2,500円相当の産地直送品の中から一つ選びました。3月にもらってとてもおいしかった餅御膳を今回ももらうことにしました。

他には鹿児島黒豚焼き豚・あらびき詰め合わせ、辛子明太子、味付数の子、新潟長岡産こしひかり3kg、まきばのアイスクリーム9ケ、わじまの朝干物詰合わせ、とらふく釜飯(4人前)、小田口屋「さつま揚げ」詰合わせ、こだわりパン「みやび」3本があります。

9月28日現在の株価は1,155円です。期末配当金は16円に創立30周年記念配当金10円を加えて合計26円でした。かんなん丸の株価はこちらから見ることができます。
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by irkutsk | 2012-09-28 23:24 | | Comments(0)

d0021786_1122765.jpg9月6日に山鳩が卵を温めていることを書きましたが、その後何かが原因で卵がなくなったようで、山鳩はいなくなり、がっかりしていましたが、今朝、また同じところに巣を作って卵を温めています。そーっと写真を撮りました。雄鳥が巣の材料をくわえて飛んできていました。今度こそ雛がかえるといいですね。
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by irkutsk | 2012-09-28 11:02 | 見たこと、聞いたこと | Comments(0)

d0021786_10542443.jpgクスリのアオキから株主優待の「金沢・大野 直源醤油 醤油&ドレッシング詰合せ」が届きました。8月1日に株主優待の案内が届いて、申し込んだものです。

送られてきたのは右から加賀野菜「源助大根ドレッシング」(「源助大根の卸がたっぷり入ったノンオイルタイプの和風ドレッシング」、加賀野菜「金時草ドレッシング」(「金時草」の色鮮やかな、フレンチタイプのドレッシング)、丸大豆醤油「もろみの雫」です。
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by irkutsk | 2012-09-28 10:54 | | Comments(0)

d0021786_2034594.jpgフレンテから株主優待が届きました。フレンテと言うより「コイケヤ」といったほうが馴染みがあると思います。今回はフレンテグループの商品詰合わせと富良野のじゃがいものセットでした。フレンテの株主優待は6月と12月の2回あります。今日届いたのは、6月末現在100株以上所有している株主に送られたものです。

フレンテの2012年6月期の決算では残念ながら2億9500万円の損失を出しています。今後の業績回復に期待したいと思います。赤字決算でしたが、9月に47円50銭の期末配当金がありました。

9月27日のフレンテの株価は1,956円でした。現在の株価はこちらか見ることができます。
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by irkutsk | 2012-09-27 20:04 | | Comments(0)

d0021786_15182343.jpgミッドランドスクエアシネマに「バイオハザードⅤ」を見に行きました。

アンブレラ社が開発したT-ウィルスが蔓延し、地球はアンデッドに覆い尽くされようとしていた。人類最後の希望であるアリスは、アンブレラ社に洗脳されてしまった、かつての盟友ジルが率いる戦闘部隊の襲撃を受け、囚われの身となってしまう。アリスが目を覚ますと、そこにはなぜか夫と娘がいた。愛する家族と幸せに暮らすアリスだったが、突然アンデッドが町を襲う。娘のベッキーを守るため、アンデッドの犠牲となるアリス。そこでまた目が覚めた。

今度は巨大な施設に幽閉されているアリスだったが、何者かが施設の警備システムにハッキングし、アリスの脱出を手助けする。アリスは導かれるまま施設から脱出しようと、目の前で開いた扉の中へ入った。すると建物の中のはずなのに、そこはなぜか渋谷のスクランブル交差点だった。何が起こったのかわからず呆然とするアリスを、再びアンデッドたちが襲う。アンデッドを倒しながらも、逃げ進むとまた別の扉が開き、そこにはアンブレラ社の女スパイ、エイダ・ウォンがいた。とっさに戦闘を始めた2人だったが、思いもよらない人物の声を聞く。アンブレラ社の最高議長ウェスカーだ。エイダはウェスカーの命令でアリスの救出に来たのだった。他の救出チームもこの施設に向かっていると言う。敵であるはずのウェスカーがいったいなぜ?

エイダとともに救出チームとの合流ポイントへ急ぐアリスを、ジルが率いる戦闘部隊が追跡する。部隊の中には、かつてアンブレラ社でともに働いていた特殊部隊員のレインやワン隊長の姿があった。苦楽をともにした仲間たちと戦い、かつての敵に救出されるという状況がアリスを追い詰める。

カムチャッカの海の下に造られた巨大な施設の主はウェスカーではなく、コンピュータだった。この施設を破壊し、アリスを救出するこの作戦は成功するのか?

ハラハラ、ドキドキしながら2Dで見ましたが、2Dで十分でした。3人の美女たちの戦いもなかなか良かったです。そしてなんとも心温まるポイントはアリスが自分の娘ベッキーを助けるところです。彼女はクローンで作られた娘でやはりクローンで作られたアリスと父親とこの施設の郊外の住宅地で暮らしていたのでした。だからアリスは娘のベッキーが現れたことに驚いていました。そして彼女が怪物に捕えられてしまったとき、彼女を助けに行くのでした。

世界中がアンデッドで覆われ、ホワイトハウスだけに人間がいて、アンデッドをやっつけているというラストシーンでしたが、第6作でどういう展開になるのか楽しみです。
エンディングに使われている中島美佳の「明日世界が終わるなら」もいい曲でした。

「バイオハザードⅤ」 アメリカ2012年 96分 監督:ポール・W・S・アンダーソン 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、リー・ビンビンほか
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by irkutsk | 2012-09-26 15:18 | 映画 | Comments(0)

d0021786_14351852.jpg矢勝川沿いの彼岸花を見に半田へ行きました。名鉄電車で半田口まで行き、そこから歩いて5~6分で矢勝川に出ました。ところがまだ彼岸花はちらほらとしか咲いておらず、真っ赤な絨毯のようになっている光景を期待していたのでちょっとがっかりでした。それでも私のような早やとちりの観光客がたくさんいました。地元の小学生が郊外学習に来ており元気に「こんにちは」と声をかけてくれました。

彼岸花が咲いていないので、コスモスや松葉ボタンの写真を撮って、新美南吉記念館のあたりまで来ると少し彼岸花が咲いていました。赤い彼岸花だけでなく、紫や白の彼岸花も咲いていました。

来年が新美南吉生誕100年という看板に引かれて、新美南吉記念館に入りました(入場料は大人210円)。新美南吉の生涯や彼の作品が展示されていました。入口には「ごんぎつね」のキツネの置物が4つ置いてありました。そんなに広くないので短時間で見ることができました。

せっかく半田まで来たので、もうひとつ赤れんがの建物を見に行きました。名鉄電車の住吉町駅の近くにある、旧カブトビール工場です。明治31年に造られた建物で、戦争中は中島飛行機製作所の衣料倉庫として使われていたそうです。そのため建物の北側には飛行機の機銃掃射を受けた弾痕のあとが残っています。

彼岸花の絨毯は見られなかったけど、いろんなものを見てきました。

                   駅から矢勝川へ行く途中に「ごん茶屋」がありました
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                   彼岸花はちらほらしか咲いていなかった
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                   彼岸花が咲いていないのでコスモスや松葉ボタンの写真を撮る
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                   ようやく彼岸花にお目にかかれました
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                   紫色の彼岸花
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                   白い彼岸花
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                   来年は新美南吉生誕100年
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                   新美南吉記念館
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                   新美南吉記念館入口脇のごんぎつねの置物
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                   半田の赤れんが建物
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by irkutsk | 2012-09-25 14:44 | お花見 | Comments(0)

d0021786_2319330.jpgコスタリカの平和教育について書かれた本です。コスタリカといえば軍隊のない国で有名ですが、そこで行なわれている平和教育がどんなものかを現地で見てきた早乙女愛・足立力也さんが書いた本です。

コスタリカは中米パナマの西隣にある小国で、人口3500万人、大きさは四国と九州を合わせた程度です。1949年11月7日施行された新憲法で常備軍を廃止し、半世紀以上にわたって非武装を国是としてきました。

足立さんはコスタリカで10歳の子供に次のようなことを教えられたと言っています。
「民主主義じゃない社会は平和ではないというのは当たり前だ。自分の意見を自由に言えないというのは何らかの圧力がるということで、これは人権が侵害されているということだ。環境悪化(=資源破壊)も社会が悪くなる。資源をめぐって争いが起こるからだ。

コスタリカでの平和教育はポジティブなものです。日本で平和教育というと反戦教育(ネガティブなものをネガティブに伝える)だと思われているが、平和とは楽しく幸せなもの、「平和はいいですよ」というやり方のほうが子供たちにとっても未来像を描きやすいのです。

コスタリカでの平和教育プロジェクトは3つの柱からなっています。1自分自身との平和、2他の人々との平和、3自然との平和です。1の自分自身との平和はさらに次の3つからなっています。第1に精神における平和、これは自分の価値を認識し、確立することです。他人と比べてどうであるかという相対的価値観ではなく絶対的価値観として自分に至上の価値を見出すということです。第2に心における平和。これは愛情です。心の平安は愛情によって生まれます。いかなるものに対しても愛をもって接する態度です。第3に身体における平和です。これは健康です

これらの平和教育が基礎になって、民主主義が根付き、環境破壊がなく、結果として平和な社会を作り出しているのだと思います。

著者のお二人は「軍隊を捨てた国」というドキュメンタリー映画を作っています。

「平和をつくる教育」 早乙女愛・足立力也著 岩波ブックレットNo.575 2002年8月20日発行 480円+税
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by irkutsk | 2012-09-24 23:19 | | Comments(0)

わたしがボランティアをしている黒川日本語教室で学習者を募集しています。日本語を母語としない方なら、誰でも勉強できます。毎週木曜日18時30分~20時15分まで北区黒川の総合福祉会館6階(北区役所と同じ建物です)でやっています。

学習者のレベルに合わせてクラスを作ります。日本語を勉強したい方は是非連絡ください。また、近くに日本語を勉強したい外国人がいましたら、紹介してあげてください。
黒川日本語教室のホームページはこちらから見ることができます。
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by irkutsk | 2012-09-23 21:33 | 日本語 | Comments(0)

d0021786_22105459.jpg「母さんのコロッケ-懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語」を読みました。主人公の秀平は半年ほど前に18年間勤務した大手の自動車会社を辞め、子どもたちに本当の生きる力を育てる塾を作った。家族は妻の涼子と長女の寛奈。涼子は2人目の子を妊娠していて、出産のために夫の実家に行くことに。

そしてひとりになった秀平は不思議な体験をする。ある日、出勤途中で咳が止まらなくなり、駅のコンビニに入る。そこでは和服を着た女性が店員だった。のど飴の棚にはいつもいろんな種類のあめが並んでいるのに、その日に限ってほとんど空になっていた。ひとつだけ「ルーツキャンディ」というのが残っていた。「これってのど飴ですか」と聞くと、店員は「それを舐めればその咳は、ぴたりと止みますよ」と答えたのでそれを買う。そして電車に乗ってその飴を舐めているといつの間にか眠り込んでしまった。

そしてその時に見た夢は、昭和20年7月の清津から平壌へ戻る列車の中だった。秀平の祖父・義雄と祖母・浪江がまだ若く、家族を何とか日本へ帰そうと清津まで行ったが、結局船は出ず、また平壌へ戻る途中だった。13歳の正一、理津子、5歳の千鶴子(秀平の母)、そして俊子を連れていた。祖母の浪江は妊娠7ヶ月だった。平壌に戻ってまもなく浪江は産気づき産婆を呼びにやったが、母子共に命を落としてしまった。更に追い討ちをかけるように日本が敗戦し、ソ連軍が侵攻してくる。義雄は子どもたちを連れて何とか日本へ帰ってきたのだった。

やがてこの不思議な夢を見るのは「ルーツキャンディ」を食べた後だということに気づく。6粒入りの「ルーツキャンディ」を食べるごとに、自分の祖父、母、父の過去の夢を見るのだった。

そして最後の一粒を舐めるのは、妻の涼子が急に産気づき入院したという連絡を受けて駆けつける新幹線の中でだった。秀平の父方の祖父・義雄と母方の祖父・英司、そしてこれから生まれてこようとしている秀平の息子が現れてきて、いろいろと彼にこれから生きていくうえでの助言を与えるのだった。

彼らの助言は次のようなものだった。「人間は人が喜ぶ姿を見て自分も幸せを感じることができる。今の時代の人たちが私たちの時代を見ると、とても悲惨で暗い時代のように思うかもしれない。しかし、わたしたちは今の人たちが想像する以上に、幸せな瞬間をたくさん経験した」、「今の子供たちは、自分の欲しいものを手に入れ続けるのが幸せだと教えられて育つ。しかし、その先に待っているものは幸せではない。なぜなら、人間は自分が誰かから必要とされていると感じて初めて幸せを感じることができる存在だからだ」、「ということは、人間は誰かのために生きたときにしか発揮できない力が内に秘められているということでもある」、「すべては出会いによって実現されていく。自分が何をするかよりも、誰と出会うかだ」、「人の前にあるのは永遠に続く今だけじゃ。だったらそのことを喜んで今を楽しんでいいはずじゃが、多くの者はそうしない。相変わらず、今という時間を、未来を不安に思うことに使っている。明日死んだらどうしようと心配して、生きている今を楽しもうとしていないまま、何十年も生きているようなもんじゃ」。

生きていくということについて考えさせられるいい本でした。

「母さんのコロッケ」 喜多川泰著 大和書房 2011年9月20日発行 1400円+税
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by irkutsk | 2012-09-22 22:10 | | Comments(0)