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ロシアとMacと日本語

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d0021786_22155758.jpg映画「小さいおうち」の中で出てきた絵本「ちいさいおうち」を読みました。

いなかのしずかなところにあった ちいさいおうちは ながいあいだ おかのうえから まわりのけしきを ながめて、しあわせに くらしてきました。

ところが ある日、いなかの まがりくねったみちを、うまの ひっぱっていない くるまが はしってくるのを みて、ちいさいおうちは おどろきました。

そして ひろいどうろが できあがりました。ちいさいおうちの まえを たくさんのじどうしゃや とらっくが まちまで いったり きたり するようになりました。

それからあとも はたけの なかに、あたらしい どうろが、あとからあとからと できました。

よるになっても、あたりは しずかになりません。

そのうち、ちいさい おうちの まえを でんしゃが いったり きたり しはじめました。

そのうち、ちいさいおうちの まえを、こうかせんが いったり きたり するように なりました。

そのうち こんどは、ちいさい おうちの したの じめんの なかを、ちかてつが いったり きたり するようになりました。

そのうち おおぜいの ひとが やって きて、ちいさいおうちの まわりの あぱーとや こうだんじゅうたくを とりこわして、りょうがわに おおきな ちかしつを ほりはじめました。

さあ こうなると、ちいさいおうちに お日さまが みえるのは、 おひるのとき だけでした。そして、よるは お月さまも ほしも みえません。

ところが、ある はるのあさ、おとこの子と おんなの子をつれた おとこのひとと おんなのひとが ちいさいおうちのまえを とおりかかりました。そのひとは このいえを たてたひとの まごの まごの そのまた まごに あたるひとでした。
「あのいえは、おばあさんが ちいさいとき すんでいた いえに そっくりです。でも そのいえは ずっと いなかにあって、おかには ひなぎくが さき、りんごの木も うわっていました。」

けれど、しらべてみると、そのちいさいおうちは、やはり、おばあさんが すんでいた いえだったのです。そこで、そのひとたちは、けんちくやさんに ちいさい おうちの ひっこしを たのみました。

けんちくやさんは ちいさい おうちを あっちの ばしょや こっちの ばしょにおいてみました。そのうち、ひろいのはらの まんなかに ちいさなおかが みつかりました……。まわりには りんごの木も ありました。

ちいさいおうちには また ひとがすみ、めんどうを みてくれるように なりました。

ちいさいおうちは もう二どと まちへ いきたいとは おもわないでしょう……
もう二どと まちに すみたいなどと おもうことはないでしょう……
ちいさいおうちのうえでは ほしが またたき ……
お月さまもでました……
はるです…
いなかでは、なにもかもが たいへん しずかでした。


「ちいさいおうち」 バージニア・リー・バートン文・絵 石井桃子訳 岩波の子どもの本 1954年4月15日 640円+税
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by irkutsk | 2014-01-31 22:13 | | Comments(0)

d0021786_9491152.jpg上橋菜穂子の守り人シリーズの最後、「天と地の守り人」の第二部、カンバル王国編を読みました。北の大陸にある新ヨゴ皇国、カンバル王国、ロタ王国、そしてサンガル王国。一方、海を隔てたタルシュ王国は次々に周りの国を征服し、それらの国々を枝国とし、王家の安泰と引き換えに、次の侵略のための兵を出させたり、戦費を出させたりして、遂に北の大陸へも侵出してきた。そして北の大陸の中でも一番南にあった海の民の王国・サンガル王国を勢力下に置き、隣国・新ヨゴ皇国へ枝国となるように要求してきます。

この物語の準主人公・新ヨゴ皇国のチャグム皇太子は父の帝から疎まれており、サンガル王国からの援軍要請(実はすでにタルシュ王国の配下に入っており、新ヨゴ皇国の軍をおびき出してつぶす作戦だった)に、チャグム率いる船を送るのだった。そしてチャグムは捕らわれの身となりタルシュ王国に連れて行かれる。だが、隙を見て船から海へ飛び込み、ロタ王国へとたどり着く。

チャグムは北の大陸の国々が共同してタルシュ王国に対抗しなければ、勝ち目はないということをロタ王国国王、カンバル王国国王に説得しようとするのだった。

タルシュ王国では二人の王子が競い合いながら北の大陸を侵略しており、チャグムはうまくこのことを利用して北の大陸を守ろうとするのだった。

女短槍使いのバルサとチャグム皇太子は北の国々を一つに纏め上げることができるのか。今回も息をもつかせぬストーリーの展開で、一気に読み終わりました。

この世界に二つの世界が重なり合っていて、もう一つの世界の動きがこちらの世界にも大きな影響を及ぼす、そして二つの世界を見ることができるのがチャグムであり、またそれぞれの国にいる山の民や水の民と呼ばれる人たちであった。

そしてもう一つの世界で春が訪れようとしていて、そのことによってこちらの世界も暖かくなり、山の雪が解けて洪水になるという予兆を感じる人たちがいる。自然の災害と南の大陸タルシュ王国からの侵略という二つの危機からどうやって北の大陸を救うのか。第三巻に期待したい。

「天と地の守り人-第二部 カンバル王国編-」 上橋菜穂子著 新潮文庫 2011年6月1日発行552円+税
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by irkutsk | 2014-01-31 09:48 | | Comments(0)

d0021786_13574121.jpgこの本は2010年年末に発行された「沈む日本を愛せますか?」の続編である。司会は渋谷陽一、そして思想家であり武道家でもある内田樹と作家・文芸評論家の高橋源一郎の対談集である。

「はじめに」で季刊誌「SIGHT」の編集長・渋谷陽一は3・11は日本のシステムが危機に対応する能力を失っている。そして今、3・11がなかったかのように原発を再稼動させなければ日本は大変なことになると言っている。日本を変えなければならないと思っているのだが、どう変えたらよいのかわからない。政治やマスメディアは右肩上がりの幻想、を語っている。われわれが考えるのはそれとは真逆である。今、われわれが必要としているのは新しい日本の愛し方の思想だと言っている。

対談は2010年11月24日の「浮き足立つな。まあ、座って、お茶でも一杯」という対談から始まり、震災後の2012年2月14日の総括対談「2011年3月11日以降、我々はこう生きている」まで計7回行われている。

内田樹は武道家であるので身体性というものに重きを置いて考えており、記号化、抽象化ということがわれわれの生活を息苦しくしていると考えている。55年体制は「金さえもらえりゃいいんだろう」の世界で、金を行動基準にしてしまった日本人の貧しさを嘆いている。そして山口県の祝島で30年間原発反対運動を続けている島民の人たちの中にあるべき未来の共同体の姿を見出している。

そして、高橋源一郎は「国土の保全と国民の健康がまず大事で、そこに向かってOSを書き換えなければならないのに、政治家たちは相変わらず金と成長を追い求めている」と言っている。

最後に総括対談で内田は「日本はかくあるべきだというようなことをマススケールで言うのではなく、「人はいいから、オレの仕事はオレがやるよ」っていうふうにスタイルが明らかに切り替わったと思う。そういう場は身銭を切って、自分で汗かいて作り上げるしかない」と言っている。

閉塞感漂う日本の現状だが、新しい息吹を見出したような気がした一冊でした。

「どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?」 内田樹、高橋源一郎対談 ロッキング・オン発行 2012年6月30日 1500円+税
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by irkutsk | 2014-01-29 13:57 | | Comments(0)

d0021786_22472661.jpg昨年12月28日にアスラポートダイニングから株主優待の案内が届き、「豊後牛モモスライス」を頼んでおきましたが、今日届きました。350g入りで、3人で食べるのにはちょうどよい量です。アスラポートダイニングの株主優待は年2回(3月末と9月末)あり、カタログ(3000円相当の商品23品)の中から選ぶことができます。500株以上で1点、1,000株以上で2点選ぶことができます。

1月27日の株価は291円でした。
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by irkutsk | 2014-01-28 22:47 | | Comments(0)

d0021786_22371184.jpg伏見ミリオン座へ「7番房の奇跡」を見に行きました。

知的障がい者の父ヨングは6歳の知的年齢しかない。そして6歳の娘イェスンと二人で暮らしていた。二人は店のショウウインドウに飾ってあるセーラームーンの黄色いランドセルを何回も眺めに来て、明日のヨングの給料日に買おうとしていた。ところがそのランドセルが目の前で買われてしまう。思わず店の中に駆け込み、イェスンのランドセルだというが、他の子のために買われてしまう。

翌日、給料をもらっところへ昨日、ランドセルを買った女の子がやってきて、同じランドセルを売っている店があるといって、彼を店へ案内する。彼女の後を追っていくと、曲がり角を曲がったところで、彼女は仰向けに倒れ頭から血を流していた。ヨングは人工呼吸をしたり、口移しで息を吹き込んだり、ズボンを脱がせて血行がよくなるようにマッサージをしたりしていた。ちょうどそこへ通りかかったおばさんがいて、彼が少女を殺していたずらをしていると勘違いする。死んだ少女は警察庁長官の娘だった。

ヨングは少女強姦、殺害の罪で逮捕されてしまう。残されたイェスンは児童施設に入れられる。しかし、彼女はキリスト教の刑務所慰問団に入って父ヨングとの再会をはたす。同房の犯罪者たちはみんなでイェスンをかわいがり、隠してくれる。そして刑務所の課長や職員もヨングが少女殺害をするはずがないと思い始め、課長は彼の調書を調べ始める。また同房者もその少女がどうして死んだのかを検討し始め、彼女は凍った道で転んで、頭を打って死んでしまったのだということがわかり、2審で本当のことを言うように勧め、ヨングも練習する。ところが彼は2審で、自分がやった、すみませんと証言してしまう。それは「お前の娘を殺してやる」いう言葉が頭に残り、イェスンが殺されないようにうその証言をしてしまう。そして死刑が確定し、やがて執行されることになる。

イェスンは大きくなって弁護士になるための模擬裁判で父の無罪を勝ち取る。

韓国のアカデミー賞に当たる2013年の大鐘賞で4部門を受賞。韓国映画で観客動員歴代3位の記録を樹立した大ヒット作。子どもの頃のイェスンを演じたカル・ソウォンがとてもかわいかった。涙なしでは見ることができない映画だった。

「7番房の奇跡」 2012年韓国 127分 監督:イ・ファンギョン 出演:リュ・スンリョン、パク・シネ、カル・ソウォンほか
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by irkutsk | 2014-01-27 22:37 | 映画 | Comments(0)

d0021786_19181610.jpgアスパルテームが入っていないガムを探していましたがアマゾンで見つけました。クラシエフーズが作っている「歯みがきガム」です。アスパルテームを使っていないガムをスーパーやコンビニで探しても見当たりません。そこでアマゾンで探してみてやっと見つけました。清涼飲料水やガムなど甘い食べ物に含まれているアスパルテーム。そのアスパルテームが危険だという。賛否両論あるのだが、こと食べ物に関しては、疑わしきは食べずを貫く方がいい。ということでこのガムを買いました。市販のガムよりも硬く、1枚で十分。しかも硬いのでしっかり噛むことができます。変な甘さもなく、長い時間噛んでいても味が変わりません。

アスパルテームの危険性については次のブログによくまとめられているのでお勧めします。
「大和心眼-ヤマトシンガン-
情報操作、捏造、隠蔽にだまされるな!茹でガエルにならない方法」

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by irkutsk | 2014-01-27 19:18 | 食べたもの | Comments(0)

d0021786_21455113.jpgホームベーカリーでナンを作りました。4時過ぎに作り始めたのですが、粉をセットして「スタートボタン」を押すと出来上がり時間「18:11」と表示されました。結構時間がかかるものです。

18時11分にケースから生地を取り出し、6等分にして麺棒で伸ばしてフライパンで焼きました。麺棒に生地がくっつかないように粉をたくさんつけすぎたので、出来上がりが粉っぽくなってしまいました。でも味は本物のナンの味で、美味しかったです。次回はもう少し見栄えよく焼こうと思います。3人で5枚を食べました。食パンだったら半分しか食べられないのに、ナンはたくさん食べられました。
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by irkutsk | 2014-01-26 21:45 | 作ったもの | Comments(0)

d0021786_21323866.jpgミッドランドスクエアシネマへ「小さいおうち」を見に行きました。

第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。

健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。昭和11年、山形の田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、正樹の勤めるおもちゃ会社のデザイナー板倉(吉岡秀隆)という青年がやってきてから時子の心が揺れ動くのだった。そして時子は板倉と浮気することになるのだった。
会社の社長は板倉に見合いを勧めるが、板倉は断り続けていた。しかし丙種合格の板倉のところにも召集令状が届く。その報告に平井家を板倉が訪れた翌日、時子は板倉の下宿へ行こうとするが、タキはそれをとめる。自分が板倉に今日の午後来てくれるようにと手紙を書けば自分が届けるからと。そして時子は手紙を書いてタキに託すのだが…。板倉はやってこなかった。そしてその日の夜、入営のため本籍地の弘前へと発っていったのだった。戦争が激しくなり、女中を置くということも批判されるようになり、タキは山形の田舎へ帰される。東京への空襲で平井家の雅樹と時子は防空壕の中で亡くなっていた。

日本が中国で始めた戦争がどんどん拡大し、とうとうアメリカを相手とした太平洋戦争に突入していく時代背景を横糸に、そしてそんな時代の中でも夫以外の男性を好きになった時子、そしてそれをそばで見ていたタキの生き様を縦糸に描かれており、さすが山田洋二と思わせる映画だった。

「小さいおうち」 2013年日本 136分 監督:山田洋二 出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子 
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by irkutsk | 2014-01-26 21:33 | 映画 | Comments(0)

d0021786_20484981.jpgもう紅玉はどこにも売っていないので、他のりんごを使ってジャムを作りました。果肉がやわらかくて、酸味のあるりんごがいいのですが、今売っているのは「ふじ」「サンふじ」「王林」「ジョナゴールド」です。近くの安い店に行って、ジョナゴールドを3個389円で買って来て、ジャムを作りました。以前、紅玉でジャムを作ったときにとっておいた真っ赤な皮を使って赤い色をつけました。

3個のりんごから4個のジャムができました。食べてみると、なかなかいい味でしたが、紅玉のジャムと比べてみると少し酸味が少ない感じでした。今度はサンふじでも作ってみようと思います。
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by irkutsk | 2014-01-26 20:48 | 作ったもの | Comments(0)

d0021786_2363268.jpg名古屋シネマテークへ「りんごのうかの少女」を見に行きました。弘前を舞台にした映画ということで弘前のりんごがもらえました。

青森県弘前市、岩木山のふもとでりんご農園を営む三上一家。14歳のりん子(とき)は、中の悪い母(工藤夕貴)と祖母、仕事もせずに酒ばかり飲んでいる父(長瀬正敏)に嫌気がさし、学校にも行かず家出を繰り返している。ある日、家出の資金が底をつき、久々にうちへ戻ったりん子が出会ったのは、亡くなった父の遺影と父がりん子の誕生日プレゼントにと買ってきた“馬”だった。

オール津軽ロケ、オール津軽弁で、登場人物が話している言葉がよくわからないところがあった。字幕でも出してくれるとよりわかりやすかったと思う。

真っ赤なりんごがたわわに実ったりんご畑を初めて見て、弘前へ行きたくなりました。

「りんごのうかの少女」 2013年日本 42分 監督:横浜聡子 出演:とき、長瀬正敏、工藤夕貴ほか
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by irkutsk | 2014-01-25 23:05 | 映画 | Comments(0)