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ロシアとMacと日本語

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d0021786_17184030.jpg昨年12月27日にアスラポートダイニング(3069)から株主優待のカタログが送られてきて、申し込んでおいた北海道屯田ファームバラエティセット(スティッククラコウ7110g、炭火焼ベーコン80g、粗びきウインナー100g×2、ピルカウインナー120g)が届きました。

アスラポートダイニングの株主優待は年2回(3月末と9月末)あり、500株以上保有している株主は自社グループ店舗でご利用可能なお食事券を含む株主優待商品群(3,000円相当)より1点を選択、1,000株以上保有している株主は自社グループ店舗でご利用可能なお食事券を含む株主優待商品群(3,000円相当)より2点を選択することができます。

1月29日の株価は447円でした。現在の株価はこちらから見ることができます。
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by irkutsk | 2016-01-31 17:18 | | Comments(0)

d0021786_1624422.jpg伏見ミリオン座へ「はなちゃんのみそ汁」を見に行きました。

恋人との何不自由ない幸せを夢見ていた千恵はある日、乳がんを宣告される。見えない不安に怯える千恵に信吾は優しく寄り添いプロポーズをする、こうして2人は晴れて夫婦となった。

抗がん剤治療の影響で卵巣機能が低下、出産をあきらめていた千恵だが、ある時妊娠していることが分かる。産むか産まないか―産むということはがんの再発リスクが高まり、自らの命が危険にさらされるということだった。
周りの支えで命を懸けて産むことを決意し、はなを無事出産。

しかしながら家族3人、幸せな日々は長くは続かず、千恵を再び病魔が襲い、余命があとわずかと判明。私がいなくなってもはなが暮らしていけるようにと、千恵は鰹節を削って作るところから始めるみそ汁など料理や家事の大切さを教えはじめる。

彼女たちのおいしくてあったかい、かけがえのない日々が続いていく。

千恵は乳がんで乳房を全摘し、抗がん剤治療を受け、子どもを産むことができないかもしれなくなる。それでも結婚しようと言ってくれた信吾と結婚した。そして妊娠したことを知り、産むべきか、産まないべきか悩む千恵に父親は「死ぬ気で産め!」と言う。この言葉に押され、千恵はがん再発のリスクを冒して「はな」を産む。

しかし、幸せな生活は長くは続かなかった。がんが再発し、全身に転移していることがわかったのだ。余命がわずかであることを覚悟した千恵は、自分がいなくなっても「はな」が「独りで生きていける力」を与えようと、料理や家事の大切さを教えはじめ、当時4歳の「はな」に、鰹節を削るところからみそ汁の作り方を教える。千恵はみそ汁作りははなの仕事だと教えた。

千恵は自分の料理ノートの隅に「ついていた」と書いていた。好きな信吾と結婚し、はなを産み、幸せな生活を送ることができた。それを「ついていた」と思うことによって彼女の人生はついていた人生になったのだと思う。自分の不幸ばかりを取り上げて、「ついてなかった」と言う人は「ついてない人生を送ったことになります。せっかく生まれてきて、限られた時間を生きるのだから、「ついていた」と思える人生を送りたいものです。

この映画は実話をもとに作られたもので、原作は「はなちゃんのみそ汁」(安武信吾、千恵、はな著 文春文庫 626円)。

「はなちゃんのみそ汁」 2015年日本 118分 監督:阿久根知昭 出演:広末涼子、滝藤賢一、一青窈、紺野まひる、原田貴和子、赤松えみな

「はなちゃんのみそ汁」公式サイト
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by irkutsk | 2016-01-31 16:24 | 映画 | Comments(0)

d0021786_15363086.jpgうりんこ劇場へ「ら抜きの殺意」を見に行きました。

舞台は健康食品通販の会社。とはいえ従業員は社長を含め4人。24時間対応にするということで朝と夜もバイトを入れるということに。そして夜のバイト募集のチラシを駅前で配っていた社長が連れてきたのは中年のおじさん。教育関係の出版社に勤めているという海老名だった。彼は従業員の伴や宇藤の言葉の乱れが気になり、彼らの言葉を直そうとするのだが…。

敬語の正しい使い方、男言葉と女言葉、方言と共通語などについて面白おかしく語られていて、考えさせられました。俳優さんたちの乱れた日本語を上手にしゃべるというのもなかなかのテクニックだと感心しました。また男言葉、女言葉があるのは日本語だけで女言葉を使うとどうしても男にお願いする形になってしまうなど面白い話が聞けました。

方言も最近ではあまり耳にしなくなりましたが、地方の人同士が話すときには方言の方が親しみを持てるんでしょうね。

また敬語で話すと人と人との関係が遠くなり、より親しくなりたいときには敬語を使わない方がいいということも勉強になりました。

日本語について考えさせられていい劇でした。
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by irkutsk | 2016-01-30 17:35 | 見たこと、聞いたこと | Comments(0)

デリカフーズ(3392)から株主優待の野菜の詰合せが届きました。デリカフーズの株主優待は毎年9月末に100株以上保有している株主に保有株数によって次のようになっています。
100株以上 1500円相当のこだわりの野菜・果物詰合せ
500株以上 3000円相当のこだわりの野菜・果物詰合せ
1000株以上 6000円相当のこだわりの野菜・果物詰合せ
上記に加え3年以上継続保有し、かつ1000株以上保有している株主に高級米「命仁」2㎏が贈られます。

デリカフーズは外食産業、ファストフード向けカット野菜、生鮮ホール野菜が主力です。

2016年3月期第2四半期決算短信によると1億3000万円の純利益(前年比44.2%減)を上げており、配当金は期末のみで15円の予定です。

1月29日の株価は948円でした。現在の株価はこちらから見ることができます。
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by irkutsk | 2016-01-30 10:25 | | Comments(0)

d0021786_221273.jpg名演小劇場へ「縁」を見に行きました。長男が大学時代いた島根が舞台ということだったので見に行きました。

東京都内の出版社に勤務する飯塚真紀(佐々木希)は大手建設会社勤務のエリート・中村和典(平岡祐太)との結婚式を控えていた。そんなころ、同居する祖母のあきゑが亡くなる。あきゑの遺品を整理した真紀は、桐の箱の中に納められた白無垢と婚姻届けの束を見つける。婚姻届けの夫の欄には「秋国宗一」と書かれ、ほかは空欄となっていた。祖母の納骨のため、まきは生まれ故郷の出雲へ向かう。そして祖母の死を伝えるため、婚姻届けの住所を訪ねた。けれど「秋国宗一」はすでに転居した後だった。しじみ漁師・7大森充(井坂俊哉)の協力のもと、「秋国宗一」を探し続けるのだった、充はかつて、神楽の担い手として活動していたが、周囲の出雲に対する想いとの相違に、憤りを隠せない。真紀は出雲で充と過ごす時間の中で自分の中の何かが変わっていくのを感じていた。それは充もまた同じだった。そんな頃、東京にいる婚約者・和典は真紀と「秋国宗一」を繋ぐ手紙を見つける。花火大会の夜、それぞれの縁(えにし)がつながっていく。やがて真紀は白無垢で嫁入りをする。そこには、あの人が…。

みなしごの真紀が祖母を失って、謎の婚姻届けの人物を探しに出雲へ行くのだが、そこで彼女は両親にまつわる真実を知ることになるのだった。

真紀は祖母と二人で暮らしていたが、両親は真紀が3歳の時に亡くなったと聞かされていた。そして納骨の時、出雲に住む叔母さんと一緒にお寺に納骨に行くのだが、謎の婚姻届けの束のことは叔母には話さない。もし話していれば簡単に「秋国宗一」が誰かわかったのに。そして「秋国宗一」が誰かという謎を解く手紙は、なんと和典が不在の真紀の家を訪ね、その郵便受けの手紙を勝手に取り出し、しかも真紀の祖母宛の手紙を開封して読むという設定になっていた。ちょっと非常識な気がする。

松江の花火大会の様子はすばらしくぜひ見に行きたいものだ。

「縁」 2015年日本 110分 監督:堀内博志 出演:佐々木希、平岡祐太、井坂俊哉、国広富之、りりぃ
「縁」公式サイト
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by irkutsk | 2016-01-29 22:01 | 映画 | Comments(0)

昨日、近くの「成城石井」へ行って、パンコーナーを見ていたら、ロシアの黒パンによく似たパンが売っていた。ドイツのパンと書いてあったが、原材料はライ麦粉、食塩、酵母だからロシアの黒パンと同じだ。3枚入りで230円とちょっと高めだけど、しかたがない。

今朝、食べてみてびっくり。ロシアの黒パンと全く同じ味だ。ほど良い酸味としっかりと詰まった感じの食感。ロシアで食べた黒パンそのもの。1枚食べただけでおなかがいっぱいになる。こんな近くでいつでも黒パンが買えるとわかりうれしくなった。ロシア料理を作ったときは、ぜひこの黒パンを買ってこなくては。
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by irkutsk | 2016-01-25 09:48 | 食べたもの | Comments(0)

d0021786_9362563.jpgセンチュリーシネマへ「独裁者と小さな孫」を見に行きました。

独裁政権が支配する国。
大統領とその家族は、圧政によって国民から搾取した税金で贅沢な暮しをしていた。 彼は多くの罪なき国民を政権維持のために処刑してきた冷酷で無慈悲な男だった。 ある晩、クーデターが勃発し、大統領を除いた妻や娘たちはいち早く国外へ避難する。 だが、大好きな幼なじみのマリアやオモチャと離れたくない幼い孫は大統領と残ることになる。 やがて街では民衆が暴徒化し、大統領への報復を呼び掛ける怒声と銃声が至るところで轟き、 兵士たちは反旗を翻し、独裁政権は完全に崩壊する――。 今や全国民から追われる賞金首となってしまった大統領は、 小さな孫を抱え逃亡を余儀なくされる。 二人は安全な地へ逃れるべく船の待つ海を目指す。

貧しい床屋からボロボロの服を奪い、羊飼いを装ったり、 可哀そうな炭鉱婦の子供からギターを奪い、旅芸人のように振る舞い、 憐れな死体から赤いスカーフを奪い、孫を女の子に見せかけ、 変装で素性を隠しながら、大統領と孫は海を目指す。

逃げる途中で、彼を大統領と知らない人たちから独裁政治の犠牲になった家族のことを聞かせられる大統領。解放された政治犯と一緒にトラックに乗り、歩けない政治犯をおぶって妻の待つ彼の家まで送っていくのだが、5年前に彼が逮捕された後、妻は再婚していて6か月になる赤ん坊がいた。それを見たその政治犯は鋤で自らの首を刺して自殺する。

大統領と孫はようやく海までたどり着いたが、そこで村人や軍人に発見され追い詰められる。銃殺しようとした軍人に、村人たちはそんな殺し方では気が済まない。孫を縛り首にした後、大統領も縛り首にしろと言い、大八車のようなものを持ってきてそれを立てて首吊り用のロープを二人の首にかける。だが、それでは腹の虫がおさまらない。火あぶりにしろと言う声があり、火をおこして火あぶりの準備をする。そんな中、一緒にトラックに乗って来た政治犯が、「復讐はやめろ」と叫ぶ。暴力の連鎖はどこかで断ち切らなければ、永遠に続くとみんなを説得する。軍人たちにも「クーデターで反体制派になったと言っても、かつてはこの大統領を守り、国民を弾圧していたのに大統領を殺せと言えるのか」、村人にも「お前らもうちの中に大統領の肖像画を飾っていたではないか」と言う。

日本のかつての戦争の責任を追及するとき、軍のトップや政治家の責任を追及するが、体制を支えた人たち(積極的であろうが、消極的であろうが)にも責任はあると思う。その責任を果たすためには、一部の政治家や軍人、資本家の利益のために再び国民の自由や権利を圧殺し、戦争へ駆り立てようとする動きを今押しとどめようと努力することが必要なことではないか。

戦後生まれた私たちには、戦争責任はない。しかし、歴史を学ぶことによって自分たちの国が戦争に反対する国民を投獄、拷問し、他国の国民の権利や自由、財産、生命を力ずくで奪い、また戦争末期には敗戦必至という状況の中でいたずらに降伏を引き延ばし、空襲や原爆、特攻の犠牲となった多くの人たちがいるということを知らなければならないし、一部の人たちによって再び戦争が引き起こされないようにする義務が私たちにはあると思う。これは日本に限ったことではない。戦勝国と言われるアメリカやイギリス、中国でも同じことだ。世界の人がみなこう考えれば、戦争なんてなくすことができるのに。


「独裁者と小さな孫」 2014年ジョージア・フランス・イギリス・ドイツ 119分 監督:モフセン・マフマルバフ、出演:ミシャ・ゴミアシュウィリ、だち・オルウェラシュウィリ、ラ・スキタシュウィリほか
「独裁者と小さな孫」公式サイト
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by irkutsk | 2016-01-24 17:34 | 映画 | Comments(0)

d0021786_11442048.jpg映画「ディア・ドクター」、「ゆれる」、「夢売るふたり」の監督・西川美和の書いた小説である。

主人公・衣笠幸夫(きぬがささちお)は同じ名前の広島カープの衣笠祥雄(きぬがささちお)と同姓同名であるということで、父親を恨んでいた。

大学で同じ外国語のクラスを選択した夏子と知り合いになるが、彼女は後期の授業が始まっても姿を見せなかった。そして3年後の初夏、大学4年になった幸夫は就職活動の面接が終わった帰り道、美容室に寄ったがそこで夏子と再会する。彼女は父親がなくなって、大学を辞めた後、美容学校に通い資格を取ったという。

幸夫は大学を卒業した後、出版社に入り、週刊誌の女性グラビアページを担当していたが、4年ほど勤めた後に辞表を提出し、退路を断って夢であった小説家を目指す。そしてその間の生活は夏子が支えていた。いわゆる髪結いの亭主状態だった。

やがて幸夫の作品は売れるようになり、ペンネームの津村啓は有名になっていった。そして夏子と知り合ってから20年後のある日、妻の夏子は友達のゆきと二人で申し込んでおいたスキーツアーに行くために夜の9時半に家を出た。幸夫は妻の留守をいいことに女性編集者をうちに連れ込んで浮気していた。ところが山形県警からスキーバスがカーブを曲がり切れずに湖に転落したという連絡が入った。

妻の夏子が亡くなったというのにその実感はなく、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできない幸夫だった。夏子と一緒にスキーツアーに参加したゆきの夫・大宮陽一は遺族説明会で糞を投げつけるゴリラみたいに大声を出して怒っていた。

その大宮には小学6年生の真平と6歳の保育園児・灯がいた。ひょんなことから幸夫は真平が中学受験に向けて週2回塾に通っているとき、灯を保育園に迎えに行き彼女の面倒を見ていてやるという約束を大宮とする。子どものいない幸夫にとって最初はぎこちなかったが、だんだん二人も幸夫に慣れてきて、幸夫も二人が可愛くなってきた。

そして10月の運動会のあと、大宮の家で鍋パーティをやることになっていたが、そこに科学館のサイエンスショーをやっていた鏑木優子がやって来た。幸夫は彼女が来ることは聞かされてなく、腹を立てて帰っていく。そして真平が塾に行く日に灯の面倒を見るのもやめてしまう。

そして12月大宮陽一は山梨県でデリヘル嬢にけがをさせて、幸夫に助けを求めて来る。

幸夫はこれらのことを通じてようやく夏子のことを書く気になる。

この小説は映画化され、2016年秋に公開されます。

「永い言い訳」 西川美和著 文芸春秋 2015年2月15日発行 1600円+税
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by irkutsk | 2016-01-20 05:43 | | Comments(0)

d0021786_2122549.jpg伏見ミリオン座へ「消えた声が、その名を呼ぶ」を見に行きました。

第一次世界大戦のときオスマン帝国はドイツとともに戦った。そして1915年オスマン帝国による少数民族アルメニア人に対して150万人とも言われている大量虐殺が行われた。映画はそのころの話である。アルメニア人の鍛冶職人・ナザレットはある日突然オスマン軍の憲兵隊に徴兵され、道路工事に従事させられた。陽を遮るものもない灼熱の砂漠。強制連行された先で、男たちと共に奴隷のように働かされる毎日。その中でナザレットが目にしたのは、時に裸足で通り過ぎていくアルメニア人の老人と女性と子どもたちの行列だった。疲れ切ってボロボロになった彼らは、馬に乗った憲兵に家畜のような扱いを受けながら歩いていく。彼らが向かう先には、一体何が待ち受けているのか…。そしてある日互いに手と足を縄でつながれ谷底に連れていかれた。命令されるままに崖に向かってひざまづくと。「のどを切れ、引き裂け!」と問答無用の処刑が言い渡された。ナザレットは幸いにも一命をとりとめるが、声が出なくなる。

やがて戦争はオスマン帝国の敗北に終わり、引き上げていくトルコ人たちに石を投げるのだった。ナザレットは石を投げる気にはなれなかった。別れ別れになった二人の娘が生きているという知らせを聞き、彼は娘たちを探す旅へと出発するのだった。

レバノンの修道院にいたという話を聞いて、行ってみるが16歳になって出て行ったという。でも行く先はわかっていて、キューバだという。ナザレットは船で働きながら、キューバへ向かう。ところがキューバにも娘たちはいなかった。アメリカへ渡り最後は雪の降るノースダコタまで行く。そしてそこでようやく娘の一人・ルシネに会うことができた。もう一人の娘アルシネは去年のクリスマスに寄生虫で亡くなっていた。

灼熱の砂漠から大西洋を渡り、キューバ、フロリダ、ノースダコタと娘を探しての旅を描いた映画だが、時代背景がよく描かれていた。トルコによるアルメニア人大量虐殺の場面はなかったが、砂漠を行進させられている老人や女子どもの姿が描かれていた。

アメリカでは他人の家の庭に入り込み、銃で撃たれそうになった。鉄道現場で働いているとき、一人の原住民の女が歩いているのを見つけてアメリカ人労働者は強姦しようと襲いかかるが、ナザレットはそれを止め、アメリカ人労働者に散々殴られる。

「消えた声が、その名を呼ぶ」 2014年ドイツ・フランス・イタリア・ロシア・ポーランド・カナダ・トルコ「・ヨルダン合作 138分 監督:ファティ・アキン 出演:たはーる・ラヒム、シモン・アブカリアン、マクラム・J・フーリ、モーリッツ・ブライブトロイ、トリーネ・ディアホルムほか

「消えた声が、その名を呼ぶ」 公式サイト
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by irkutsk | 2016-01-19 21:22 | 映画 | Comments(0)

d0021786_9221259.jpgセンチュリーシネマへ「ベテラン」を見に行きました。

広域捜査隊のソ・トチョルは、勇気あふれる熱血刑事。世話になったトラック運転手が組合に入ったことにより賃金も払われずに解雇される。運転手は所長に掛け合うが、本社が金を出さないと言い逃れをする。運転手は子どもを連れて未払い賃金を払ってくれるように行く。そしてシンジングループの御曹司・チョ・テオは、彼と所長にボクシングのグローブを投げ与え、二人に勝負させる。運転手は散々殴られる。そしてチョ・テオは未払い賃金、治療費などと言って数枚の小切手を血まみれの彼に渡す。運転手は子どもをタクシーに乗せてうちへ返し、再びチョ・テオのもとを訪れ、小切手を突き返す。だがその後彼は携帯に遺言を残して吹き抜けの階段から転落して意識不明の重体となる。

ソ・ドチョルは友人の運転手の事故について彼の子どもから事情を聞き、チョ・テオを追い詰めようとする。だが警察上部に手をまわして彼の捜査を妨害しようとする。さらにソ・ドチョルの妻に札束の詰まったブランド品のバッグを渡して手を引いてもらおうとしたり、それも効果がなく、ソ・ドチョルが新聞記者にこの事件のことを話し、記事になりそうになると会長の甥の専務を自首させ、彼が罪をかぶる代わりに優秀な弁護士をつけ、その後の生活の約束もする。

そして御曹司のチョ・テオはしばらく海外へ行って騒ぎが静まるのを待つことになる。シンガポールへ旅立つ前夜、さよならパーティをするという情報を入手したソ・ドチョルは上司を説得し、隊のメンバーでそのパーティに乗り込む。裏口から車で逃げようとするチョ・テオをバイクで追いかけ、彼を逮捕。運転手の友人も意識不明の状態から目を覚ますというハッピーエンドの映画でした。

大企業は金の力で、政界や警察、マスコミなどすべてを支配し、自分たちに都合の悪いことはなかったことにする、そして経済的に貧しい庶民は札束ではたかれ、従順に従うことを強要される。韓国映画だが、日本でも全く同じであろう。少し前に半沢直樹が大ヒットしたのは、こういう虐げられた者が金と権力をかさに着て自らの不正や失敗を下の者のせいにする上層部をぎゃふんと言わせ、それを見て視聴者は溜飲を下げ、スキットするという構図だろう。

現在の日本でも、原発や辺野古など、力の強い者たちが自分たちの儲けと出世のために庶民を札束と脅しで従わせようとしている。

「ベテラン」 2015年韓国 123分 監督:リュ・スンワン 出演:ファン・ジョンミン、ユ・アイン、ユ・ヘジン、オ・ダルス、チャン・ユンジュほか

「ベテラン」公式サイト

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by irkutsk | 2016-01-18 18:20 | 映画 | Comments(0)