「イヴの時間」を見てきました(5月17日)
時は未来。ロボットが実用化され人間型ロボットが家庭に普及し始めた頃の日本。主人公の高校生リクオもサミィという自家用ロボットを買ってもらっていた。ある日、携帯でサミィの行動記録を見ていると命令していないところに行っている。学校の放課後、その場所へ友達のマサキとともに行ってみると、ビルの地下に「イヴの時間」という喫茶店があった。そこの店の前には店のルールとして「当店内では人間とロボットの区別しません」とかかれた看板があった。
ロボットと人間の違いは頭上に光のリングがあるかないかで区別できるようになっているが、この喫茶店ではそのリングがみんな無い。だがお客はロボットらしい。リクオのロボットサミィもここへ来ていた。ロボット同士のつながりができ、ロボットが感情を持ち始めてきていた。だが人間はロボットがそんなものを持つはずがないと考えていた。
将来、この映画のように人型ロボットが家庭に入り込み家族の一員として暮らすようになったら、どうなるのか?好き嫌いという感情を持つようになったら。自分で判断し行動するようになったら。人間は一定の期間しか生きられないのに、ロボットは永遠の命を持っている。ロボットが社会から人間を駆逐することになるかも。
映画の中では傲慢な人間が、感情を持ち自立的に行動するようになったロボットを倫理委員会で取り締まることを決め問題のロボットが集まる拠点を閉鎖させていくというところで終わった。人間とロボットは共存できるのかというのは永遠のテーマになるのかも。