人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロシアとMacと日本語 irkutsk.exblog.jp

関心のあるいろんなこと書きます


by irkutsk
カレンダー

「春との旅」を見て来ました(5月23日)

「春との旅」を見て来ました(5月23日)_d0021786_2141228.jpg仲代達也、徳永えりの「春とのたび」を名演小劇場へ見に行きました。5月31日までの招待券(有料で6回見に行くと一回ご招待でもらったもの)があったので、昨日から始まった「春との旅」を見に行くことにしました。数日前の朝日新聞にも紹介記事が載っていて、人気だろうなと思っていたら案の定、雨にもかかわらず大盛況でした。1回目の上映は満席で見られなかった人もいたようです。2回目は13時10分からで、午前中ボランティアで日本語を教えている黒川日本語教室の例会に出た後、名演小劇場についたのは12時半過ぎでした。映画館で妻と待ち合わせ、まず整理券をもらいました。46番、47番でした。1階でおにぎりを食べ開場時間を待ちました。3階の劇場は130人くらい入れる劇場ですが、第2回の上映も満席でした。

映画は北海道増毛に住むおじいさんと孫娘春の物語です。春(徳永えり)の両親は離婚し、母親は5年前に自殺して、春は母親の父である忠男(仲代達也)と二人で暮らしていた。ところが春が給食調理員として勤めていた小学校が廃校になり職を失う。春はおじいさんの忠男を誰かに見てもらって、東京へ出て行こうと決める。忠男も春をいつまでも自分のために束縛していてはいけないと思う。そして忠男の兄弟のところを回って、おじいさんの面倒を見てくれるように頼む。ところがそれぞれのうちにも事情があり、忠男の面倒を見ることができない。次々と断られ、最後の弟にも断られ、春は父親に会いに行きたいという。そして北海道の牧場を経営している父の元を訪ねる。父は再婚していて、再婚相手の女性は忠雄に「わたしたちと一緒に住んでください」と言ってくれる。だが、その申し出を断り、春は祖父忠男と増毛町で暮らすことを決めて増毛に帰ることに。

忠男の兄弟に大滝修二、淡島千影、柄本明。それらの配偶者役には菅井きん、田中裕子、美保純、そして春の父親は香川照之、その妻に戸田菜穂という豪華キャストだった。

徳永えりのあの歩き方、田舎の子らしい純情さがきらりと光る映画だった。もちろん仲代達也の名演技は言うまでもない。久しぶりにいい映画を見ました。
Commented by yow at 2010-05-24 09:17 x
本当にいい映画でもう一度見ようと思います。
主演の仲代さんは、才能ある監督が次回作に繋げられる様に大ヒットを強く願っているとコメントがありましたが、ご自身もこの作品を本当に大切にされているようですね。
感動冷め遣らず、この思いを共有したくPCに向かいましたが、素晴らしブログですね。今後も参考にさせていただきます。
Commented by irkutsk at 2010-05-24 10:09 x
コメントありがとうございます。仲代達也さんのおじいさん役、本当に名演技ですね。そして徳永えりさんの春役もとてもよかったです。
人は一人では生きてい行けない。お互いに支えあって生きていくのが人間だということをおしえられたいい映画でした。
名前
URL
削除用パスワード
by irkutsk | 2010-05-23 21:41 | 映画 | Comments(2)