「伝える力」を読みました(6月1日)
そのいくつかを紹介すると、まず「伝える」ために大事なことは自分自身がしっかり理解することだと言っています。自分がわかっていないと相手に伝わるはずがないからです。何となくわかったつもりになっていることって多くないですか。人に説明しようとしたらうまく説明できなかった経験は私もよくあります。これは自分自身がよくわかっていなかったということです。
池上さんは更に、「自分が知らないことを知る」と言っています。自分が知らないということを認め、謙虚に知らないことを知ろうとしなければなりません。また、人の意見にも耳を傾けることができなければなりません。
書くときや話すとき、わざと反対のことを言ったり、意外な話から始めたり、時系列を逆転させたりと相手が興味を持ってくれる方法を考え相手をひきつけることが大切だと池上さんは言っています。
第7章では使わない方がいいことばをきちんと理由を挙げていくつか紹介してありました。「そして」、「それから」、順接の「が」、「ところで」、「さて」、「いずれにしても」です。ブログの文章を書く上でもとても参考になりました。今後のブログの文章が読みやすくなるでしょうか?
「伝える力」 池上彰著 PHPビジネス新書028
2007.5.2発行 800円+消費税