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「RAIL WAYS」を見て来ました(6月19日)

「RAIL WAYS」を見て来ました(6月19日)_d0021786_1852069.jpgミッドランドスクエアシネマで「RAIL WAYS」を見て来ました。

49歳で子どもの頃からの夢だった電車の運転手になった男の物語です。中井貴一演じる筒井肇は一流企業に勤め、近々昇進も約束されていた。その彼が同期の親友が工場長を勤める工場の閉鎖を命じられる。親友は彼に反論はするものの工場閉鎖に向けて協力してくれる。家庭では妻が新しくハーブの店を開き忙しい日々を送り、娘倖(さち)とも会話のない状態である。そんなある日、島根県に一人で住む母親が心筋梗塞で倒れたという連絡が入る。

心筋梗塞はたいしたことはなかったのだが、いろいろと精密検査をしていくと胃がんが発見され、余命3か月といわれる。そんな時工場長をしていた親友が交通事故で亡くなったという連絡が入る。

自分の人生はこれでいいのだろうか。自分のやりたかったことを諦めて会社のために毎日がむしゃらに働くことが人生なんだろうかと考える。そして、地元一畑電鉄の運転士募集のチラシを見て子どもの時からの夢であった電車の運転士になることに決める。一流会社を辞め、電車の運転士になる。一畑電鉄への採用が決まり、京王電鉄の運転訓練を受けたあと運転手試験を受け合格。荷物を落として困っている人を助けたり、忘れ物を持って追いかけたり、でも電車を遅らせることはご法度。

いくつになっても夢を追いかけることは大事だと思わせてくれた映画でした。

娘倖の役を演じた本仮屋ユイカの演技もみずみずしくてよかった。母親役で奈良岡友子、一畑電鉄社長に橋爪功、一畑電鉄営業部長に佐野史郎、そして母親の介護士に宮崎美子、妻の由紀子には高島礼子という豪華キャストで2時間を超える映画だったが時間の長さを感じさせない作品でした。
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by irkutsk | 2010-06-20 18:05 | 映画 | Comments(0)