人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロシアとMacと日本語 irkutsk.exblog.jp

関心のあるいろんなこと書きます


by irkutsk
カレンダー

「ボローニャの夕暮れ」を見に行きました(7月7日)

「ボローニャの夕暮れ」を見に行きました(7月7日)_d0021786_14471951.jpg名演小劇場へ「ボローニャの夕暮れ」を見に行きました。
1938年、第二次世界大戦開戦前夜のイタリアが舞台です。高校2年生(17歳)のジョアンナはおとなしくて引っ込み思案、そしてあまり美人でもない女の子です。年頃なのにボーイフレンドもいません。父親はジョアンナと同じ学校の美術教師をしています。ある時、転校してきたいわゆるイケメンの男子生徒の進級をめぐる会議で彼がキャスチングボードを握ることになります。そして父親のミケーレは彼に娘と付き合うことを要求します。そして彼女はクラスメートの女の子の誕生日パーティに招待されて行きますが、彼はジョアンナではなく誕生日の同級生に気があったのです。

そして翌日学校の体育館で誕生日の同級生が殺されたのです。警察はジョアンナに嫌疑をかけ身柄を拘束します。そして彼女は殺人を自白します。ところが裁判では彼女は心神喪失だったとして無罪になり、そのかわり病院に入れられることになります。父親のミケーレは学校を退職させられます。しかし彼女の病院へ足しげく通います。ところが母親のデリアはどうしても彼女に会いに行こうとしません。やがて戦争が激しくなり、電車やバスが動かなくなるといけないからと、ミケーレは病院の近くの家の1室を借りることにしました。そして戦争が終わり、ジョアンナの病気も治り、一緒にボローニャに戻ります。母親は行方がわからなくなっていたが、偶然二人で見に行った映画館で他の男の人といた母親を見つけます。そして最後は母親も戻ってきて3人で暮らすようになったとの解説が出て映画は終わりましたが、母親がどうして一度も娘に会いに行こうとしないのか謎です。
それに反し、父親は足しげく娘の病院に通い彼女を支えていきます。
家族とは何なのかを考えさせられる映画でした。

イタリア映画  104分
名前
URL
削除用パスワード
by irkutsk | 2010-07-08 14:47 | 映画 | Comments(0)