「千年たってもいい話」を読みました(1月19日)
人生について、わかりやすく教えてくれている本で、すぐに読めます。でも斎藤さんも言っているように一回読んだだけではダメで、最低でも7回読みなさいとのこと。私がロシアに行った時、斎藤さんの本を持っていったのですが、他に読む日本語の本がなくて、7回といわず10回以上読みました。おかげでお金の大切さ、覚悟のしかた、渡り鳥経営、この子はだめな子でと言っていると本当にダメな子になる、起こったことに不平を言うか感謝をするかで次に起こることが変わるとか、いろいろといいことを学ばせてもらいました。確かに1回読んだだけでは「なるほど」とは思うけど、時間とともに忘れて行くが、7回以上読めば(あるいは聞けば)、記憶に畳み込まれるようです。
さて、今回の「千年たってもいい話」にもいろいろいい話が書かれていました。その一部を紹介すると、「幸せになりたかったら、何も望んじゃいけない、何も変えようとしてはいけない。当人は望みだと思っているが波動的に言うと不平。不平、不満は同じいやなことを呼び寄せちゃう」。
「幸せだなあと」、「感謝しているよ」と言っていると、いい事がだんだん大きくなるよ。雪だるまのように。
「わくわくしたらやる、しなければやらない」。人間ってね、生まれてくる前に自分の人生を決めてくるの。
成功は実は「自分が助けた人の数」なんだ。助け合いの方がいいよ。あと、競争ってやめたほうがいいよ。競争するより協力した方がいいんだよ。会社でも何でも助け合えばいい。人間って協力する動物なんだよ。
自分が感激したら人に勧める。幸せを自分のところで止めない。入れたら出す。食い物だって食ったら出す。知っていることは教えてあげる。学んで、教えて、学んで、教える。
いいことの次はいいこと、次もいいことが起きる。朝起きたら、「今日一日人に親切にするぞ」って気持ちで起きるの。日頃から親切にしようと思っていないと、つい行っちゃうんだよ。だって目がそっち行かないから。
他にもためになる話がいっぱいです。「もしもし地獄」の話は特におもしろかったです。
「もしもし地獄」って何だろうと思ったら、ぜひこの本を読んでみてください。
「千年たってもいい話」 斎藤一人著 マキノ出版 2009年9月15日発行 1,600円+税