「成功の教科書」を読みました(4月28日)
成功とは自分にとって価値あるものを未来に向かって目標として設定し、決められた期限までに達成することであると著者は言っています。そして成功のための原則として「成功すると決めること」、「大きな成功は小さな成功の積み重ねであること」をあげ、漠然とした夢と目標は違う、10年後、20年後の目標を立てようとしても具体的なイメージができないので、まずは2週間の目標設定から始めようと言っています。
2週間の目標を更に4つにわけ経過目標を作りこまめに目標チェックをして行く。またルーティン目標と期日目標は分け、ルーティン目標では難しいことではなく、今の自分の力でできることを継続し続けることが大事で、継続は人間の心を強くします。
失敗する人は
1、最初から目標がない人
2、途中で目標を忘れてしまった人
3、目標をあきらめて途中で放棄してしまった人
そして、その対策として
1、目に付きやすいあらゆる場所に目標を貼る
2、人に伝えて、自分を追い込む
3、イメージを言葉にして口に出す
4、常に実力を発揮できるようにするために、自分なりの動作を決めておく
目標を枯れさせないために、自分自身に対するごほうびを事前に決めておき、やる気を維持・継続して行くことも必要です。ごほうびには物欲もありますが、大事なのは心を満たす無形の目標(立派な自分になりたいという願望や成功がもたらす満足感、充実感、達成感を含めた名誉欲や成長欲)です。
そしていつも成功する人は他人の良いところに学ぼう、間違っているところがあったら謙虚に直そう、あきらめないでベストを尽くそうという姿勢の人です。
人間やはり常に目標を持って生きていかないと、毎日毎日をだらだらと過ごしてしまうことになりますね。
「成功の教科書」 原田隆史著 小学館 2005年3月20日発行 1200円+税