5月26日の放射線量(5月26日)
今朝、テレビで文科省が放射線量を測定しているモニタリングポストの場所がどこかということをやっていました。地上20m以上のところやビルの屋上など、地表から1mなどというところはありませんでした。空気中の放射線量を測るのだからどこでもいいだろう、それにモニタリングポストで測定している目的は通常の値と比べて増えていないかということを調べるのであり、他の地点との比較をするものではないので、各モニタリングポストの場所の条件が違っていてもなんら問題はないとのこと。いままでどうしてこんなに低い値が出るのだろうと不思議に思っていた謎が解決しました。
是非地表近く、地面から1mくらいの場所で全国調査をしてほしいものですね。
同じテレビ番組で、もうすぐプールの季節ですが、プールの掃除をする子どもたちの健康は大丈夫だろうかと心配する声も上がっていました。運動場の使用制限も、年間予想被曝線量が20ミリシーベルト以下なら安全だという文科省の「指導」はいまだ撤回されず、子どもたちは不安の中で体育の授業を受けたり、部活動をしています。将来子どもを産むのが不安だと言っている女子生徒もいました。
文科省の官僚が「基準を1ミリシーベルト(普通の成人の年間許容被曝線量)にしたらとんでもないことになりますよ」と政治家を脅しているような気がします。