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「100,000年後の安全」を見てきました(6月2日)

d0021786_2312623.jpg名古屋シネマテークへ「100,000年後の安全」を見に行きました。
フィンランドで建設されている高レベル放射性廃棄物の処理場“オンカロ”に世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー映画です。高レベル放射性物質は安全なレベルになるのに10万年かかるそうです。いま地下に保存しようとしている高レベル放射性物質を安全に10万年保管することができるだろうかと、関係者全員が不安を述べていました。10万年壊れない建物なんかありはしないし、10万年の間に氷河期があるし、戦争や自然災害があるし、それでも安全に保管できるだろうか。ここには放射性物質が保管されているという注意書きが果たして有効だろうか。放射性物質という言葉が死語になっていないだろうか。後の世の人が興味を持って放射性廃棄物に近づかないだろうか。

世界に25万トンもあるという高レベル放射性廃棄物。その処分方法がいまだ確立されておらず、今回の福島原発事故でも明らかになったように、原発敷地内に保管されている。今の時代の人たちがエネルギーを取り出すために、大量の目に見えない、臭いも色もない放射能を含んだ廃棄物を10万年も何万世代も先の子孫にその責務を負わせていくことは可能だろうか。一刻も早く原発を停止させ、これ以上高レベル核廃棄物を作り出さないことが必要ではないだろうか。

「100,000年後の安全」 2009年デンマーク・フィンランド・スウェーデン・イタリア
75分 監督・脚本:マイケル・マドセン
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by irkutsk | 2011-06-02 23:12 | 映画 | Comments(0)
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