6月16日の放射線量(6月16日)

d0021786_10523510.jpg6月16日午前5時31分の名古屋市千種区のわが家のベランダ(マンションの2階)での放射線量は0.12[μSv/h](マイクロシーベルト/時間)でした。気温は20℃、天気は曇り。

「原発のウソ」(小出裕章著)より
<外部被曝と内部被曝>
外部被曝、つまり放射線が人体の外側にある場合、アルファ線は透過力が非常に弱いので「紙一枚」あれば遮蔽できます。またベータ線も「薄いアルミニウムの板」で止めることができます。一方ガンマ線はこれらに比べて透過力が強いので「厚い鉛板や鉄板」のようなものでないと遮蔽することができません。ですから外部被曝ではガンマ線を出す放射性物質が恐ろしく、アルファ線を出すプルトニウムなどはさほど問題にならないと言えます。

内部被曝になると様相が変わってきます。福島原発の事故でいま問題とされているのは、放射線を直接浴びる外部被曝よりも、放射性物質を体内に取り込むことによる内部被曝のほうです。ガンマ線を放出する放射性物質を体内に取り込んだ場合、一部のガンマ線は人体の外に飛び出していってしまうし、被曝の影響も希薄で広範囲です。ストロンチウム90はもちろん、ヨウ素131やセシウム137による体内被曝でも問題になるのはベータ線被曝です。

最も深刻なのはアルファ線です。アルファ線を放出する放射性物質を取り込んでしまった場合、その放射性物質が付着したごくごく近傍の細胞だけが濃密に被曝を受けます。それだけに破壊力は大きい。どのぐらい危険かというと、ベータ線・ガンマ線から受けるのと同じエネルギーをアルファ線から受けた場合、生物的な被曝として20倍を見積もることになっています。つまり、20倍の危険を持っているということです。

「原発のウソ」 小出裕章著 扶桑社新書 2011年6月1日発行 740円+税
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by irkutsk | 2011-06-16 10:52 | 見たこと、聞いたこと | Comments(0)
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