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「天才児を創る!」を読みました(7月24日)

「天才児を創る!」を読みました(7月24日)_d0021786_14123973.jpg石井勲さんの子どもはひらがなよりも漢字のほうが覚えやすいという考えを実践している人がいました。三石由紀子さんです。彼女は「子供の能力を早くから働かせるには、一にも二にも、早くから言葉を教えることにつきる」と言っています。

ひらがなは表音文字で、それ自体には何の意味もありません。しかし、漢字はそれぞれの文字が意味を持っていて、子どもは漢字のほうが覚えやすいのだそうです。だから絵本もお母さんがひらがなを漢字混じり文に書き直して読ませることによって子どもは自然と漢字をおぼえるのだそうです。

言葉というのは、考える時にも使うし、他の教科の勉強にも必要となるものです。子どもは好奇心の塊です。いろんな知識を与えればどんどん吸収していきます。与える量が少なければ、その分しか吸収できません。

この本では早期教育を進め、親が楽しんで一緒に文字や数字、作文などを教えると子どもはどんどん知識や思考を伸ばしていく。そしてそれは早ければ早いほうがずっと効果的だと言っています。

三石さんが考える理想の子どもとは
1、一度も大人から習ったことのないことを、自分の頭で考えられる子ども
2、状況を見て、自分で判断できる子ども
3、生活力のある子ども
4、やさしい心と考える頭を持った子ども
5、人生を楽しめる子ども
だそうです。

今の子どもたちを取り巻く家庭環境が、このような早期教育ができる家庭と、できない家庭に分かれていて、幼児段階から差がついてしまっているように思われます。小さな子供もつ親は一度読んでみると参考になることがたくさん書かれている本です。

「天才字を創る!」 三石由紀子著 フォーユー 2006年7月1日発行 1400円+税
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by irkutsk | 2011-07-24 14:12 | | Comments(0)