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「コンテイジョン」を見に行きました(12月7日)

「コンテイジョン」を見に行きました(12月7日)_d0021786_22325870.jpgミッドランドスクエアシネマへ「コンテイジョン」を見に行きました。
香港出張からアメリカに帰国したべスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港では青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がった。

米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機構(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは‥‥。(以上映画チラシより引用)

パニックに陥った人々が薬局でワクチンを奪ったり、スーパーを襲ったり、銀行を襲ったりと町は無法状態になる様子が描かれていたが、あれはアメリカだからなのか。同じような状況に陥れば日本でも同じようなことが起こるだろうか?接触感染でうつる新型ウイルスがどんどん広がっていく中で、人々の恐怖がどのような行動を生み出すのかがうまく描かれていた。一方で家族用にともらったワクチンを清掃係の息子にやってしまうエリス・チーヴァー博士。彼は最初奥さんに「早く街を出ろ!」と電話したのですが、それを清掃係に聞きとがめられていたのだった。そのことへの罪滅ぼしだったのか。極限状況で人間がどこまで人間であり続けることができるのかを考えさせられる映画でした。

「コンテイジョン」 2011年アメリカ 106分 監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット他
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by irkutsk | 2011-12-07 22:33 | 映画 | Comments(0)