「幸せセラピー」を読みました(3月11日)
彼がこの本で幸せになるためのキーワードとしてあげているのは、「感謝」「笑顔」「愛のある言葉」「楽しく」「足るを知る」「心配しない」「人生は人間関係の修行」だと思います。
少し紹介してみましょう。
「何をやってもトントンとうまくいく人と、反対に何をやってもガタガタしてうまくいかない人の違いはたった一点「感謝」なんです。イヤなことにも感謝する。もちろん、よかったことにも感謝する」
「笑顔でいれば好かれるし、怒ってばかりいたらキラわれる。それだけなんだよ。笑顔で愛のある言葉をしゃべろうよ。今、自分の前にいる人たちのために全力を尽くす。愛のある笑顔と愛のある言葉をしゃべる。これに全力を尽くす。」
「相手の欠点を責めなければいい。人には誰でも絶対に弱いところと強いところがある。ところが人の欠点を責め始めると、自分の弱いところを隠そうとする。自分が人の弱点を責める性格だから「自分も誰かに責められるんじゃないか」と心配になるんです。相手の欠点を責めなければいい。お互いが弱い部分を欠点としてみるのではなくて、「自分があの人の役に立てる部分はここなんだ」というとらえ方をしていけばいい。」
「世界で一番幸せな人間って足るを知っている人なんだよ。常に、今、自分に足らないものを「これがあれば、しあわせになれる」と思っている人は、実は一生しあわせは手に入らない。なぜかというと、それは心の問題だから。次に足らないものを求めはじめるから。」
「イヤなことばかりに焦点をあてていたら、その人生はつまらない。そうじゃなくて楽しいことばかりを考えて生きる。それがしあわせのコツです。」
簡単なことばかりのようにみえるけど、なかなかできません。「しあわせ」は心の問題ですから、心のあり方をうまく自己コントロールできなければ幸せにはなれませんね。手元に置いておいて、時々読み直してみたい一冊です。
「幸せセラピー」 斎藤一人著 KKロングセラーズ発行 2006年12月1日 905円+税